既視感 ページ22
「オイ、テメェ！！」
『「「「「！？」」」」」』
どうやら、はしゃぎすぎたグリムが不良達にぶつかってしまったらしい。
「オマエがぶつかったせいで、オレのカルボナーラの温玉が崩れちまったじゃねぇかよぉ。オマエの鶏肉のグリルをくれねぇと割にあわねぇよなあ？」
「絶っ対嫌なんだゾ！！」
『グリム、不良に絡まれちゃったね。ドンマイ。』
「オマエら、見てないで助けるんだゾ！」
『ハイハイ。仕方ないね。もしもし、そこのお二方。』
「アァ？」
『ボク、鶏肉のグリルあるんですけど、良かったらどうぞ。何だったら温玉もあるんで。そのかわり、このモンスターもどきは見逃してやってくれませんか？』
いや、ナイスセレクトすぎでしょ私。
困惑する不良の皿に、温玉と鶏肉のグリルを手早く移す。
すると、不良は何かを言おうか迷うように口をパクパクさせ、意を決したようにボクに聞き覚えのある質問をした。
「オマエって、男だよな？」
「ブフッ！！」
エースが1番に吹いて、それに続くように残りが吹いた。
「A、女に間違われてんじゃん。」
唯一、事情を知っているユウは苦笑いを浮かべている。
不良は、いたたまれなくなったのか逃げ去った。
「あっははは。やっべ、腹痛ぇ！！」
「エース、笑いすぎだぞ。でも…あれ？」
そこで、皆が真顔になる。
「待って、もしかしてAってホントに女だったりする？」
半分正解。
いずれはバレるかもしれないけど、さすがにこれ以上バレたらヤバイ。
『ま、まさか〜ボクは正真正銘男ですけど〜？(嘘)』
ああぁ〜
良心が痛む〜
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茨の國のぼっち(プロフ) - もちたさん» わあっ！ありがとうございます！そう言ってくれると私も凄く嬉しいし、書くのが楽しくなります！これからも、のんびり更新がんばります！ (2021年1月13日 6時) (
レス) id: 9a68fed22a (このIDを非表示/違反報告)
もちた - 凄く面白くて読むのが楽しいです！！！更新頑張ってください！！！ (2021年1月12日 19時) (レス) id: eac30fd62c (このIDを非表示/違反報告)
ねっこ - 茨の國のぼっちさん» やったあああ！楽しみにしてます！！ (2020年10月15日 17時) (レス) id: fe5ea8f0b9 (このIDを非表示/違反報告)
茨の國のぼっち - ねっこさん» うっそぉ！？こんな拙い文章を読んで頂いて、しかも好きだなんて！テスト終わったんで更新頑張ります！ (2020年10月14日 20時) (レス) id: 9a68fed22a (このIDを非表示/違反報告)
ねっこ - えっ！？この作品好きすぎてやばいです！！性格も私そっくりだし......(あ)もう更新めっっちゃ頑張ってくださいいいぃぃぃぃ！！！！ (2020年10月9日 16時) (レス) id: fe5ea8f0b9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：茨の國のぼっち | 作成日時：2020年10月3日 1時
