運命224＃ そっくり ページ9
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「クンフーアタック!!!!」
「ダイヤモンドハンド!!!!」
影田からパスを受けた天神の必殺シュートは円堂がキャッチした。
が、明らかに変わった彼らの動き。
雷門イレブンにピリッとひりつくような空気が流れる。
「おわぁ！」
その時、ドテンという音とともに壁山が転んだ。
「うう……うわぁ、靴紐が……！」
「あん……？」
見れば彼の両足の靴紐が合わせて結びつけられていた。
自然とそうなるわけもない。思い当たったAが振り返ると、やはり元凶はこちらを、それもAのほうを見ながら、Aの癪にストレートパンチを打ち込むような笑みで挑発した。
「うっしっし……」
「あ、あいつ〜〜〜！」
額に青筋を立てたAが飛び出そうとすると、木暮に影田が近づいていくのが見えて、ピタリと足を止める。
「いけませんよ、木暮」
「フン」
「……」
軽くたしなめられ、木暮はプイっとそっぽを向いた。
その表情を見てAの苛立ちが静まっていく。
「……ふっ」
「……なんだよ」
「いや？ お前そっくりだなと思ってな」
「ッ、るせえっ」
.
「A！」
「わーってらぁ！」
答えながら鬼道に続いて前線を駆け抜け、上空へ跳び上がる。
「「ツインブースト!!!!」」
雷門に入ってから教わった必殺シュートが炸裂した。ゴールから少し距離はあったが、ディフェンスの僅かな隙間をくぐり抜け、一直線に向かっていく。
「な、なんだよそれっ……」
ゴール前にいた木暮は、その威力に足を竦ませた。
どうしたらいいのか分からない。そうこうしている間にもシュートはもう眼前にまで迫ってきていて、思わずそれに背を向けて駆け出そうとする。
「木暮！！」
「っ！」
「信じるのです！ おのれの力を！！」
そこへ喝を飛ばしたのは影田だった。
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棗(プロフ) - 絶対読みます‼️✨️✨ (2023年4月9日 14時) (
レス) id: 20492549c0 (このIDを非表示/違反報告)
杳覇(プロフ) - 棗さん» 棗さん！ 拙作のお気に入り登録通知にいつも元気をもらっています。お読み頂きありがとうございました。次回作ができあがりましたらぜひまた読んでいただけると嬉しいです…！ (2023年4月9日 13時) (レス) id: 1cd5a8a31d (このIDを非表示/違反報告)
棗(プロフ) - 鬼道有人大好きなんで見るのがすごく楽しみでした‼️これからも読ませて頂きますm(*_ _)m (2023年4月9日 13時) (レス) @page48 id: 20492549c0 (このIDを非表示/違反報告)
杳覇(プロフ) - 初見朧さん» そうです最終章…の予定…です〜！！ そう、私も凄いあっという間だった気がする……。わ〜！ ほのぼの目指してたのでそう伝わってて大変嬉しいです❤️ 頑張るね、ありがとう！！ (2022年3月11日 12時) (レス) id: 1cd5a8a31d (このIDを非表示/違反報告)
初見朧(プロフ) - fin…fin！？終わり！？そっか、夙夜夢寐もここまで来たんだね。なんか早い気がする(天空の巫女読み返してるからかな)前作は恋愛要素が多くて、読んでてほっこり？ほんわか？なんて言うんだ？そんな気分になりました。最後まで頑張ってね！ (2022年3月11日 9時) (レス) @page1 id: 0165dfb280 (このIDを非表示/違反報告)
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