運命230＃ 後日談 ページ15
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「……ん？」
手の中に違和感を覚えて、離す。
その瞬間飛び出してくる青いカエル。
「わっ！」
「うっしっしっし！ やーい、ひっかかったひっかかった〜！」
「てっ……てめえ！！」
……そんな一騒動がありながらも、Aの姿は他の誰にもバレることはなく。
木暮も黙っておいてくれたらしく。
事なきを得た、一件落着と思っていたが。
「なぁんでバレんだよお！」
「当然だろう反省しろ！ 学校どうし、ひいては少年サッカーでの雷門の立ち位置を揺るがしかねなかったんだぞ！」
約束通り送られてはこなかったが、元から定期購入していたとなれば、後ろ姿だけとはいえバレるのは必至。
ただしカメラマンのほうがちゃんと根回ししておいてくれたらしく、漫遊寺からの多少の注意と額に手を当てた響木からのお説教で済まされた。
部室に入った途端部員全員から怒られ、校長から諭され、響木から怒られ、鬼道の父に苦笑され……そして今、五度目のお叱りタイムというわけだ。
Aが眉間に皺を寄せていると、その眉間に向けてビシッとデコピンが放たれる。
「てっ」
「ちゃんと聞いているのか」
「もーわーかったって！ もうしねえから有人までそんな怒んなよぉ……」
ちら、と上目遣いで甘えてみせると、一瞬固まった鬼道が溜息をつきながらAの髪をぐしゃぐしゃと掻き回した。
そのまま自室にAを招く。額を撫でながら部屋に入ってきたAに、学校から袴田に連絡して購入させ机の上に置いておかせた例の雑誌を見せる。
拗ねた表情が嘘のように明るくなった。
「部室のは持ち出せないからな。……一緒に見るか」
「うんっ！」
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棗(プロフ) - 絶対読みます‼️✨️✨ (2023年4月9日 14時) (
レス) id: 20492549c0 (このIDを非表示/違反報告)
杳覇(プロフ) - 棗さん» 棗さん！ 拙作のお気に入り登録通知にいつも元気をもらっています。お読み頂きありがとうございました。次回作ができあがりましたらぜひまた読んでいただけると嬉しいです…！ (2023年4月9日 13時) (レス) id: 1cd5a8a31d (このIDを非表示/違反報告)
棗(プロフ) - 鬼道有人大好きなんで見るのがすごく楽しみでした‼️これからも読ませて頂きますm(*_ _)m (2023年4月9日 13時) (レス) @page48 id: 20492549c0 (このIDを非表示/違反報告)
杳覇(プロフ) - 初見朧さん» そうです最終章…の予定…です〜！！ そう、私も凄いあっという間だった気がする……。わ〜！ ほのぼの目指してたのでそう伝わってて大変嬉しいです❤️ 頑張るね、ありがとう！！ (2022年3月11日 12時) (レス) id: 1cd5a8a31d (このIDを非表示/違反報告)
初見朧(プロフ) - fin…fin！？終わり！？そっか、夙夜夢寐もここまで来たんだね。なんか早い気がする(天空の巫女読み返してるからかな)前作は恋愛要素が多くて、読んでてほっこり？ほんわか？なんて言うんだ？そんな気分になりました。最後まで頑張ってね！ (2022年3月11日 9時) (レス) @page1 id: 0165dfb280 (このIDを非表示/違反報告)
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