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実「えぇ、美味しいですよ、とても。…一口食べてみますか？」
先程と違って少し意地悪な笑顔な実井くん。
貴「え、いや、でも」
実「別に男同士でも変じゃないでしょう？ほら、甘利さんと波多野さんもよく同じボトルのスポーツドリンクを飲んでるじゃないですか」
うっ…そうだけど、ってここで断るのも変か…
貴「じゃ、じゃあ一口貰おうかな？」
にやり
え、何？怖い…！
実「では、どうぞ。Aさん♡」
嘘…何で私、実井くんにキスされてるの？
実井くんから伝わってくるのは、甘い甘いチョコレートの味
貴「っん、…っは」
腕の力が強くて離してくれない！可愛い顔しててもやっぱり男子は男子だ。…だから男子は嫌いなのに
貴「〜っ！！じ、つい…く…」
実「あれ？すみません。Aさんが可愛かったので、つい…」
顔が熱い…
実「やはり女性は違いますね」
私は余裕そうに微笑む実井くんを睨みつけた。
貴「…実井くんの、こと、許さない、から…」
あぁ、駄目だ。涙が溢れてくる。
実「…そんな涙目で睨んで、誘ってるんですか？」
また近付いてくる実井くん
貴「許さない…私、ファーストキス、だったのに…！！実井くんなんて、嫌いだから…！」
実「…すみませんでした。少し調子に乗り過ぎた様ですね。でも、ファーストキスは意外です。神永さんにもうされてるかと…」
そんな顔してももう許せないよ、人のファーストキス奪っといて。
貴「もう知らないから、ひとりでバス帰るし良いよ…それに私が女子ってことバラしたらホントに絶交だから。」
実「待ってください！本当にすみませんでした。せめてバスまでは送りますよ」
…今更優しくしても遅いんだよ。
貴「…いいって言ってるでしょ？もう放っといて。」
実「わかりました…すみません。」
そのまま私はバスへ走っていった。
…が、バスに乗る手前で転んでしまった。
実「大丈夫ですか？手当します。」
貴「…！！」
実「何もしませんよ。それにそんな腫れた目で乗られても困ります。」
貴「誰のせいだと…」
実「…懐かしいですね」
貴「え？」
実「何でもないです。まぁこれでノーカンと言うことで」
無理矢理ノーカンにされたが気にせずバスに乗った。実井くんは本当に鋭いから改めて気を付けないと…
実井編
〜Fin〜
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�� - くろごまさん» はじめまして！ありがとうございます！D組良いですよね！文才なんて…そんなことないですよ！これからも頑張るので読んでやってください^^* (2017年8月23日 17時) (
レス) id: 0d60bf5e5c (このIDを非表示/違反報告)
くろごま(プロフ) - この作品すごく面白いです！！D組やっぱり最高ですね… 文才を分けてほしいです…(切実) (2017年8月21日 21時) (レス) id: 5b6a8fe685 (このIDを非表示/違反報告)
�� - nami♪さん» はじめまして´ω`*ありがとうございます！これから短編に入るので読んでやって下さい！！ (2017年2月19日 11時) (レス) id: 0d60bf5e5c (このIDを非表示/違反報告)
nami♪ - この作品めちゃ最高です…！！！ 甘利くんと三好くんもっと出してくださいー！！ (2017年2月11日 19時) (レス) id: 2b0edad393 (このIDを非表示/違反報告)
�� - レイナさん» はじめまして！ありがとうございます^^*実は田崎くんホントに好きで落ちは未定ですが…無意識に出ちゃいましたね(汗)これからも温かく見守ってやって下さい♪ (2017年1月31日 7時) (レス) id: 0d60bf5e5c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：�� | 作成日時：2017年1月5日 8時
