探偵社の妹分はヒーロー科に行くそうです。 (ページ3)

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入学試験ページ3

時が過ぎるのはアッと云うまで、今日は入学試験。
夢「雄英側からの依頼なんだから、其れぐらい免除させて呉ればいいのに。」
そんな文句を垂れ乍、試験会場に入っていった。
入る直前に転びそうになった男の子と其れを助けてあげていた女の子がいた。

☆☆☆

筆記試験会場に入ったは良いけれど、試験監督の先生が煩い。確かプレゼントマイク、だっけ。先日、目を通しておけと独歩兄さんから貰った資料の記憶を掘り出し乍考える。しかも、なんだか斜め後ろの子がﾌﾞﾂﾌﾞﾂﾌﾞﾂﾌﾞﾂ云っていて怖い。
まあ良いや。この試験頑張ったら乱歩兄さんがご褒美に駄菓子をくれるって云ってたからね！今日は頑張る！そうだ、帰りに東京のお菓子でも買って帰ろうかな。そんな事を考えていると、もう試験は始まっていたようで、皆はピリピリとした緊張感の中カリカリカリカリと一心不乱に問題を解いていた。
え？緊張感がないって？だって私探偵社に入った時に治兄さん達に大学レベル迄叩き込まれたんだもの。其れに晶子姉さんや森さんからは医学の事も教わってて結構知識あるんだよ？中学生レベルの問題が解けなかったら大変。でも頑張るって云ったからには勿論満点取る！其れにね、満点取ったら敦兄さんがクレェプ買って呉るって云ってたんだ。満点取る以外ないよね！そう思い、皆よりも大分遅れて問題冊子を開いた。

☆☆☆

……眠い！！
いや、ね。頑張るって為ったは良いのだけど試験問題、解き終わってしまったのよ。見直し？7回したよ？どうしよう。暇過ぎる。寝て良いかな？ううん。駄目だよね。此処に居る皆は勉強を此の日の為に頑張って来たんだものね。私が寝たら駄目！其れに独歩兄さんから真面目で偉いってよく云われるの。此処で寝たら真面目でもなんでも無くなっちゃう！

所変わって、

敦「Aちゃん大丈夫でしょうか？」
治「大丈夫じゃあないかな？何せAは大学レベルの学力だからね。」
乱「寧ろ今は解き終わって眠気に抗って居る頃だろうね！屹度皆に悪いとか思って寝れないんだろうね。」
治「真面目ですね～。」
国「だざぁ～い！！貴様も少しはAを見習って仕事をせんか！！！！」
治「ヤァ！くにきぃ～だくぅ～ん、其れは些か無理が或るね。あんなに真面目に遣っていたら息が詰まってしまうよ！」
国「ハァ。今日はAが居なくて何時もより事務仕事が倍位あるのだ！少しは働け！」
治「えぇ～～。」
敦「あはは……」

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会話文多くてすみません！