03.後ろから ページ24
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伊野尾先輩と図書室を出て、食堂へ向かう途中。
「おーい」と私たちにかけられる声。
A「あ、光先輩！」
伊野尾「あ、光だ」
八乙女「二人でなにしてんの？」
伊野尾「発表の資料集め〜」
偶然、後ろから歩いてきた光先輩が私たち二人と合流する。
...今日のお昼ご飯は先輩たちと晴と６人で食べる予定をしている。
光先輩とご飯を食べるなんてあの日のバーベキュー以来だなって少しだけ浮かれていたり。
晴に隠さなかったこと、今思うとこれでよかったのかもしれない。
八乙女「なに調べてんの？」
A「具体的なことはまだ決めてなくて、」
八乙女「俺のところもおんなじ、しかも班のメンバーがいまいち知らない人ばっかりでさ」
A「そうなんですか、」
八乙女「Aちゃんのところはいいよね、大ちゃんもいのちゃんもいるし」
私の左隣、少しすねた子供みたいに髪をくるくるしながら歩く先輩。
そんな私の逆隣、ひじでえいって私を押す伊野尾先輩。
少しだけインヒールの入ったスニーカー、バランスを崩して光先輩に一瞬だけ触れてしまう。
A「わ、すいません」
八乙女「大丈夫？」
A「大丈夫です、」
赤らむ頬を両手で隠して、ちらっと伊野尾先輩を見れば、
口元を押さえて笑う先輩。
きって睨めば泣くふりをする。
八乙女「なんかあった？」
A「いえ、なにも...」
伊野尾「なんもないって〜、もう気にしすぎなんだよ光は！」
八乙女「ちょ、最後のいらねぇ」
伊野尾「ははっ、むきになってる〜」
私を挟んで会話する二人の声は私の頭上を通る。
もう少し、背が高かったら、自然に先輩の顔を見れたのに。
なんて、ね。
先輩はそんなこと気にしてないか。
伊野尾「あ、圭人だ、Aちゃんの友達もいるみたい」
A「ほんとだ、晴!!」
晴「あ、もう遅い！」
そこには晴も岡本先輩も有岡先輩もいて。
見慣れた顔がそろう。
それと同時に、少しだけ残念だったり。
もう少し、この時間をすごしたかったな。
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☆とも☆(プロフ) - 初めまして、こんばんは。読むたびにきゅんきゅんしちゃってもうたまんないです(*´Д｀*)大好きなメンツが揃ったお話なので更新が楽しみです(^^)題名も過去形なのがどういう意味なのか、それも楽しみです(*^^*)次回更新も楽しみにしてます(*≧∀≦*) (2018年4月8日 23時) (
レス) id: 0a1f63184e (このIDを非表示/違反報告)
美香 - 初めまして！続き頑張って下さい！伊野尾ちゃんと光気になるー (2018年3月23日 22時) (レス) id: 56b9cb16b3 (このIDを非表示/違反報告)
真美 - 最高に面白いです!!!ズッコケ3人組が出てくるところもいいですね(笑)これからも頑張ってください!更新めっちゃ楽しみに待ってます! (2018年2月26日 18時) (レス) id: 7d06f3cc7e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：も も ◎ | 作成日時：2018年2月25日 20時
