01.あなたからのプレゼント ページ19
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貴方を見たらドキっとしてしまうのはもう
無自覚なんかじゃなくて。
晴「あれ、最近メイク変えた？」
A「え、わかる？」
晴「わかる、前までこだわってなかったのに。なんか、かわいくなってる」
A「ふふ、ありがと」
‘恋心’が芽生えてから私はかわいくなろうと必死だった。
髪の毛を巻いたり、少し清楚な服を買ってみたり、メイクを変えたり。
ハイカットのスニーカーは女の子らしいピンク色を選んだ。
今まで恋とは無縁だった私。
まさか、恋がこんなに楽しいものだったなんて。
きっと、光先輩に出逢わなかったら知ることは無かった。
大学の授業。
２年生と３年生は必然的に教室が近くて。
A「あ、」
チャイムが鳴って、教室を出れば。
楽しそうに談笑する先輩を見れたりする。
晴「...」
LINEのグループは相変わらずで。
他愛もない話で盛り上がってる。
あれからたまに連絡を入れてくれる伊野尾先輩は
第一印象を覆すほど優しい人で。
伊野尾「あ、きたぁ」
A「遅れてごめんなさい、」
伊野尾「いいのいいの、俺が誘ったんだから」
A「でも教えてもらうのは私ですし...」
勉強がわからないところは時々、図書室で教えてくれる。
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晴「２年生になったらこんなのやるんだ」
A「へー、３年生と合同、こんなのここだけじゃない？」
晴「だよね、変わってる」
ある日の選択授業。
講師から突然告げられた「２．３年生合同研究発表会」。
晴「でもこれ、先輩と近づけるチャンスかも」
A「..え？」
晴「だってイケメンいるかもしれないじゃん、これはチャンスだよ！」
正直、めんどくさいとしか思っていなかったその発表会。
もし、もし光先輩と選択している講義が同じだったら...
A「チャンスだね、」
晴「あ、Aのり気じゃん」
A「え、そうかな？」
授業を終え、少しの期待を抱きながら、
さりげなく、勘付かれないようにグループで選択科目を聞く。
どうか、同じでありますように。
ドキドキした気持ちを押さえ込んで、携帯をポケットに入れた瞬間。
ピロン、
A「ねぇ晴！」
晴「なにー？」
貴方からのプレゼントが届いた。
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☆とも☆(プロフ) - 初めまして、こんばんは。読むたびにきゅんきゅんしちゃってもうたまんないです(*´Д｀*)大好きなメンツが揃ったお話なので更新が楽しみです(^^)題名も過去形なのがどういう意味なのか、それも楽しみです(*^^*)次回更新も楽しみにしてます(*≧∀≦*) (2018年4月8日 23時) (
レス) id: 0a1f63184e (このIDを非表示/違反報告)
美香 - 初めまして！続き頑張って下さい！伊野尾ちゃんと光気になるー (2018年3月23日 22時) (レス) id: 56b9cb16b3 (このIDを非表示/違反報告)
真美 - 最高に面白いです!!!ズッコケ3人組が出てくるところもいいですね(笑)これからも頑張ってください!更新めっちゃ楽しみに待ってます! (2018年2月26日 18時) (レス) id: 7d06f3cc7e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：も も ◎ | 作成日時：2018年2月25日 20時
