検索窓
今日:8 hit、昨日:1 hit、合計:8,189 hit

今の状況 ページ2

『ラインハットの洞窟』からゲマにルーラで飛ばされた先は、建設中の建物だった。
どうやらこの建物は『神殿』になるらしい。
完成したら、とっても大きい建物になりそうだ。
できるだけ早く完成させたいけど、それだと僕たちも頑張らなくちゃいけない。
なぜなら、僕とヘンリーは、この神殿で働いているから。
“光の教団”のための奴 隷として。

「お前はいつまでたっても反抗的で、奴 隷になりきれない奴だよな……。
その点、オレなんか素直になったと自分でも思うよ。わっはっは……」

と、ヘンリーが呟く。
……いやいや、“わっはっは”じゃないでしょう!?
王子からいきなり奴 隷になって、何も思わないのか!?

「もっとも、オレが素直になったのは、おまえの親父さんの死がこたえたのもあるけどさ。
あれから十年……。月日がたつのは、早いもんだぜ……」

……そうだ。
お父さんを失って、もう十年になる。
ヘンリーも、とても辛いのだろう。

ちなみに、今僕たちがいるのは、寝る部屋。
土の壁のような物を掘って作られたので、いつでも日の光は当たらない。
だから、今は一日のどの時間帯か、全く分からないのだ。
おそらく、さっき眼が覚めたから、朝だろう。
でも、全く疲れは取れていない。
本当は、もっと寝ていたいんだけど……。
と思った、その時!

「仕事の時間だぞ!!」

鞭男(むちおとこ)の声が響いた。
……あ、もう始まるのか。
この声に、ここにいる全員が驚く。

「さっさと行かないと、この鞭が飛ぶぞ!」

が、この言葉に、皆が外へ出て行った。
僕も、慌ててついていった。

屋上の様子〜マリアの救出→←説明



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (25 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
5人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

チョコボスライムヨッシーピクミン(プロフ) - 日波輪廻さん» コメントありがとうございます!! 高評価もありがとうございます!!! そう言っていただき嬉しいです!! (2017年2月19日 12時) (レス) id: ecfbb83cdb (このIDを非表示/違反報告)
日波輪廻(プロフ) - 読みました!ドラクエ私も好きです!とても面白かったです!星も一番右を押させていただきました! (2017年2月19日 10時) (レス) id: 2dbf9d3e38 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:チョコボスライムヨッシーピクミン(スラヨシ) | 作者ホームページ:http://dqpikuminnovels.blog.fc2.com/  
作成日時:2014年7月26日 18時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。