RAMPAGE Princess 9 (ページ37)

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女の子の日２ページ37

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『いつ...きっ笑』

力なく笑うAさんは

どこか元気なくて
いつかどこかに行きそうで
...俺も樹さんが握ってない方の手を握った

『たかひでっ...

心配かけてっ、ごめんなあ笑』

昂秀「大丈夫っすよ
Aさんっ、もっと樹さんや俺を頼ってください...無理はしないでください」

そう言ったら、Aさんは強く頷き

＂ありがとう＂

って言ったんだ

樹「わりぃけど、二人っきりにして欲しい」

『ごめんね、昂秀』

昂秀「いいっすよ
早く仲直りしてください

それに...はやく馬鹿夫婦のイチャつきみたいっす笑」

樹「誰が馬鹿夫婦だよ笑」

『ははっ笑ありがとう』

素敵な笑顔を俺に見せてくれた2人に背を向けて

医務室を出て楽屋に行った
楽屋に入ると陸さんが1番に駆け寄ってきた

陸「どうだった？！？！」

昂秀「 ...大量出血と疲労です」

陣「あいつっ、無理はすんな言うたのに」

壱馬「俺のせいっす。ごめんなさい」

そう言って頭を下げたのは壱馬さんだった

慌ててまこっちゃんが
壱馬さんの肩を持ち起き上がらせた

壱馬さんの目をよく見たら薄らと涙が溜まっていて
いつにでもなく零れそうだった

力矢「なんでそんなこというの？」

壱馬「実はっ... 」

重い口を開けた途端

楽屋の扉がガタッと開いて
入ってきたのは...

『壱馬、...来たよ』

Aさんと、樹さん

そして...

「ワンッ！」

犬だった ←

陸「えっ、まさかの悩み事って犬のこと？」

壱馬「はい。
最近忙しくて友達の家に預けてたんです

じゃあ今日友達が届けにくる。って言ってきて
どうしようか相談してたんです」

陣「わかったけど
いつから買ってたん？」

壱馬「ん〜結成当時ですかね」

陣「あっ、結構前なんか」

壱馬さんの訳の分からない悩み事で

Aさんは疲労と大量出血で倒れるし
樹さんとAさんは喧嘩するし

大忙しな日でした

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