拝啓邪神様方、人前で変なことを口走るのはやめてください！！【名探偵コナン】

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少しネタバレなのですが、発狂内容が9番の異食症でした。
そのため、ソフト？な自傷()やグロテスクな描写があるので少し閲覧注意です。重ね重ねすみません…(自分を呪いつつ) by作者
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[発狂の内容を決めるダイスロール
1d10→9 奇妙なもの、異様なものを食べたがる]


そんな一文を視界に入ってきたが、なんだかもう、どうでもいい。


そんなことより、おなかがすいた。なにか、食べたい……。


そんな風に思って下を向くと、自らの腕が視界に入った。

『あ。…おいしそうなものあった…』


ぽつりとそう呟いて、自らの腕を口もとに持ってきて……がぶり、と噛みついた。


目の前から、小さな悲鳴や動揺の声が上がる。

腕から流れた血が、ぽたぽたと地面に滴った。

やよい「……っ、詩織様！」

[やよいとのSTR対抗 自動失敗]


やよいが私の腕をがっしりと掴んで、口から離す。

やよい「…詩織様、落ち着いてください。……ヒトの血肉を喰らうのはいけませんよ。食屍鬼になってしまいます。」

『…そんなこと、どうだっていい。わたし、今お腹が空いてるの。ねぇ、自分を食べるのがだめならやよいの肉を食べさせてよ。ふふ、ね、シャンタク鳥ってどんな味がするの？馬？それとも鳥？』

やよい「…ひょっとして。」

そう呟いて、私の目を覗きこんだやよいが目を見開く。

やよい「……あかりさん、精神を落ち着かせる術、ご存じですか」

それを聞いたあかりは、ハッとした表情になって頷く。

あかり「かじってるくらいだけど、一応は。もし無理なら、詩織がかわいそうだけど、物理で何とかするしかない、かな…」

その返答を聞いて、やよいが立ち上がって私の後ろに回る。

カラカラとダイスの音がして、やよいに後ろから組みつかれ、しっかり固定される。

ジタバタともがくも、全く持って意味を成さない。

あかり「…詩織」

あかりがそう呼び掛けてきたため、少し動きをとめた。

あかりは、少しずつ時間をかけてゆっくりと、言葉を紡いでいく。

その言葉たちは私の心にすんなりと入り込んでいって、ある程度たった頃には自我を取り戻すことができた。

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