ジミンペンの奇跡

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「 A元気だしなよ 。 辛いのはわかるけどさ、仕事ぜんぜん手についてないじゃん ､､ 」







「 わかってるけど 、 あれだけジミンちゃんのために働いてやっと会えると思ったのに ！！！ 」








「 また、会いに行けばいいじゃない 」








「 そんな簡単に会いに行ける相手じゃないです.. 」








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あの握手会から 、 早2ヶ月 。

社会人なんだから私情挟んで仕事放棄するのは
もってのほかだけどそれ以上に辛いんだよ ､､


わかってくれよ 。 この推しの尊さよ







グクからの呼び出しもあれから1度もなく

あのスーパーアイドルの連絡先を消そうかとも思ったこのごろ




あれだけ人気あれば 、可愛い女の子達と
イチャイチャラブラブしててもおかしくない 。








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「 そんなに悩んでるなら 、自分から連絡しちゃえば 〜 ？ 」










「 はっ .. !? 無理無理忙しいんだよ ！！！ 」












「 出なかったらAも諦めつくでしょ 」












隣のディスクからひょこっと顔を出して

電話しなよって私に合図を送ってくるユナ ..







そんな簡単に出来るなら 、 こんなに苦労してない










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