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病気ネタについて3 ページ5

病気ネタや死ネタを簡単に使い、キャラクターの命を軽く扱うことは正直見ていて本当に悲しいです。つらいです。キャラクターに本当の命がなくても作り上げたキャラクターに愛情をもって生かしてほしいと思います。


キャラクターの死によって、作者さんは何を伝えたいと思うのか。


私個人はですが、小説における「メッセージ性」を重視して読むタイプなので、このキャラクターの死の意味を探してしまいます。

無意味にキャラクターの命を取り上げるのは本当にやめてあげてほしいです……。



患者さんの苦しみだけではなく、その身の周りの方の感情も考えてほしいと思います。

例えば、原因不明の謎の病気になり、昏睡状態。病名は不明といった病気も多々見られますが、
その時結構余命何カ月等といった展開になることがありまして。

その残された時間、どう過ごすか。キャラクターがふと起きて楽しい余命生活を送ることもあります。クオリティオブライフ……だった気がします。


しかし、周りの方は原因不明の謎の病気だった場合奇跡を信じたいと思う方も多いのではないかと思います。


以前、「抗NMDA受容体脳炎」の病気が扱われた映画がありまして。映画と、映画を文庫本化した小説、児童小説、漫画ではすべて綺麗に描かれていました。患者さんの目が覚めるのを静かに待つ周りの人の絵はすごく切なくもありましたが、温かくて綺麗でした。

しかし、それの原作となる実話の小説では家族は御経を習って唱えたり、墓を立て直したり、と本当にあらゆることをするんですね。

お金が全て消えてもいいから、患者さんの目を覚まさせたい。戻ってきてほしいという思いがひしひし伝わってきました。精神的にどんどん苦しくなっていくのは見ていて辛かったです。


もちろんお墓を立て直すところまで書くことが大事なのではないです。
映画や文庫本はそういった場面は描かれていません。

ですが、そこまでして助けたいという思いがあるということを知って書いてほしいなぁとは思います。


物語によっては家族が心配していなかったりするものもありますが……。


大切な誰かを失う時、辛いのは周りもであることを忘れないで欲しいなぁと思います。

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