俺らの子猫ちゃん。(×in)

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tk









「 伊野尾くん遅いよ…って、 」







声がする方を振り向くと、青と紫のリボンを体に纏っている伊野尾くんが。







「 い、伊野尾くん…?

どうしたの、それ… 」






「 っ…、今日、たかぎ、誕生日だからっ、

一番にプレゼントもらって欲しくて…っ、


山田、に相談したら…これ、するとたかぎ喜ぶよって言うから…っ、やってみたの…っ


でも、リボン付けるの手間取っちゃってぇ…、

似合ってないよね…っ、ごめん、たかぎぃ… 」









服の裾をぎゅっと握って、涙目で話す伊野尾くんは、俺の理性はもう限界だった。







「 そんなことない、伊野尾くん。

めっっちゃ似合ってるよ、可愛い。 」









…山田か、




ピコん となった携帯を見れば、



" 伊野尾ちゃんからのプレゼント、どうだった？

すっごい可愛いでしょ!!! "





…はい、ものすごく可愛いです。







" ありがとう " だけ送っておいて、伊野尾くんの方へ目を向けた。








「 たかぎ…、 」




「 誕生日、おめでとう…っ。

プレゼントは、俺…だから、たかぎの好きなように…してぇ…っ、? 」









…俺の理性、ぶっ飛びました。

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