37*メイドの才能 ページ45
ファントムハイヴ邸…──<No side>
数日後
シ)「…というわけだ」
劉)「なるほど
そういうことなら我の出番だね」
シ)「あぁ」
シエルは劉と仕事の話をしている所だった
劉)「そういえば
お嬢様がお見えになっていたそうだね」
シ)「あぁ 昨日までいた」
セ)「巴お嬢様は今朝早くに日本へ帰られましたよ」
劉)「それは残念
一目会えると楽しみにしていたのに( ̄▽ ̄ )」
シ)「どうせそれが目的だろう?(-_-;)」
劉)「まぁね← それじゃあ我はこの辺で…」
セ)「もうすぐお茶が来る頃ですが…」
劉)「そうなのかい?じゃあそれを頂いたら
失礼するとしよう…でも珍しいねぇ執事くんが
淹れるお茶じゃないのかい?」
シ)「そんな時もある」
──コンコン
シ)「来たか…良いぞ」
貴)「失礼いたします
お茶をお持ちいたしました」
劉)「ほぉ…」
テキパキとお茶とお菓子の支度をするA
貴)「ちょうどおやつ時でしたので
ケーキに合うダージリンをお淹れしました」
劉)「これはどうも…見ない顔だねぇ」
シ)「新しい使用人だ」
貴)「A・ヒューバートと申します」
劉)「はじめまして Aさん」
劉は紅茶を一口飲んで口角をあげた
劉)「うーん…美味しいねぇ
ケーキも絶品だ…これも君が?」
貴)「いいえ、ケーキはセバスチャンさんが」
劉)「そうか…紅茶の淹れ方がお上手だ
また才能のある使用人をつかまえたね伯爵?」
シ)「まぁな Aは気立ても良い」
貴)「そんな セバスチャンさんに教えていただいたお陰ですから」
セ)「寝坊もしなくなれば
私も指導した甲斐があるんですがね」←
貴)「うっ(-""-;)」
劉)「へぇ…お寝坊さんなのかい?」
──ひょいっ
Aの体が浮いたかと思うと
劉の膝の上にいた
貴)「わ…っ」
シ)「! 劉!!」
劉)「良いじゃないかちょっとくらい( ̄▽ ̄)」
シ)「Aは僕の使用人だ」
貴)「お、おろしてください…//」
劉)「残念 これはまた釣れないねぇ
じゃあ我はこの辺で…」
Aをおろして立ち上がる
劉)「美味しいお茶をどうも Aさん
今度はキミに会いに来るよ」ボソッ
シ)「劉〜…(-_-#)!」
劉)「おっと、これは失礼w
見送りは結構だよ、じゃあね」
セ)「お気を付けて…」
貴)「お、お気を付けて!」
──パタン
シ)「劉の奴…( -。-) =3」
セ)「では私は夕食の準備がありますので」
シ)「あぁ…Aは大丈夫なのか?」
貴)「あ!そうですね、そろそろ失礼します!」
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黒妃 - 水季愛素さん» コメントありがとうございます(*´∇`*)今回は数日ほど間が空くことが何度もありましたね。すみません(・・;)続編も楽しんでいただけるように頑張ります。よろしくお願いいたしますm(__)m (2015年3月21日 7時) (レス) id: fe8ac84d9e (このIDを非表示/違反報告)
水季愛素 - まずは初めまして!そして完結おめでとうございます。ずっとコメントする機会を伺っていた一作目からのファンです。とくに、今作は毎日更新されてないかを見ては、一喜一憂していました。本当に面白かったです。お疲れ様です。続編、楽しく読ませていただきます! (2015年3月21日 1時) (レス) id: 3d8daab8a9 (このIDを非表示/違反報告)
黒妃 - ベルちゃんさん» 了解です(^-^ゞ少々時間がかかるので少しお待ちくださいm(__)mその内URLを載せさせて頂きます(*´∇`*) (2015年3月20日 19時) (レス) id: fe8ac84d9e (このIDを非表示/違反報告)
ベルちゃん(プロフ) - 続編、是非書いてください!応援してます( ´ ▽ ` ) (2015年3月20日 13時) (レス) id: d34f80808d (このIDを非表示/違反報告)
黒妃 - 紫杏さん» ご無沙汰です(。・ω・。)ゞ!!最後までお付き合いいただきありがとうございましたm(__)m!!続編、喜んで書かせて頂きますo(`^´*)!!ある程度更新が出来ましたらこの作品にURLを載せさせて頂きます(*´∇`*)次回もよろしくお願いいたしますm(__)m! (2015年3月20日 7時) (レス) id: fe8ac84d9e (このIDを非表示/違反報告)
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