17*どうして… ページ22
人形部屋…──<巴side>
サングの顔はすぐ間近に迫っていた
巴)「キャアァァァァ──…ッッ!!」
──ドンッ!!
床に押し付けられる
サ)「君が人形になってくれればノアも喜びます」
巴)「弓弦葉…は…」
サ)「あんな狐 足止めになるわけないでしょう?
ハハハ そうだ 君はとびきり醜い人形にしよう
ドレスもみすぼらしくして隣にはあの死神と狐を
置いて…僕とノアで未来永劫その姿を愉しむんです
素晴らしいと思いませんか?((ニヤ」
巴)「ゾクッ))」
悪寒が走った
サ)「あはは 新しいお人形…君はもう僕のです」
イカれてる…──
サ)「どこにも行かないでくださいね…?」ボソッ
その声にさっきの悲し気な瞳が蘇る
巴)「ッッ!!離し…っ」
首に手がかかる
サ)「何で暴れるんですか…?ねぇ
何で嫌がるんですか…?」
──ギリ…ッ
爪が…っ
サ)「教えてくださいよ…!!」
──ドゴォ…ッ!!
巴)「ッ!!」
私は部屋の壁に問答無用で投げ飛ばされさっきの
グレルの様な状態に
──ガッッ!」
巴)「ぅ…ッ!!」
また首を掴まれる
動きが速すぎて命火を使う暇もない
サ)「何で僕を嫌うの…?
どうして僕と居てくれないの?居てくれないなら
どうしてあの時僕を起こしたの?
どうして手を離したの?約束したのに…!
どうして…?どうしてどうして…!!」
──ギリィ…ッ!
巴)「ぅ…ぁ…ッ!」
サ)「どうして僕たちを見捨てたの…?」
──ツー…
え…
サングの頬を伝う涙
サ)「おねぇ…さま…」ボソッ
──ドカッッ!!
サ)「ッ!!?」
巴)「!?」
サングが視界から消え
──カシャアァァ…ン!!!
ガラスケースに追突した
セ)「でしたら…あなたは彼女を
追いかければ良かったじゃありませんか」
巴)「! セバスチャン…シエル
グレルにカリバンさんも…何でここに…」
グ)「色々あんのヨ さて…」
グレルはゆっくりと身を起こしたサングを見る
グ)「アタシと巴に痛い目見せてくれた借りは…
きっちり返さないとネ…!!!」
──ギャラララララ…!!
サ)「っ…!」
巴)「待ってグレル!」
全))))「「「「!!!?」」」」
グ)「何で庇うワケ!?」
巴)「きっと理由がある!」
グ)「だから殺っちゃダメだって言うノ?」
巴)「殺して全部解決なんて間違ってる!」
シ)「巴、そいつらは危険なんだ!
すぐに離れろ エイミーm「煩い…」!」
サングの呟きが聴こえ振り向くと腹部に強烈な痛み…
自分が血を吐いたのが分かった
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黒妃 - 水季愛素さん» コメントありがとうございます(*´∇`*)今回は数日ほど間が空くことが何度もありましたね。すみません(・・;)続編も楽しんでいただけるように頑張ります。よろしくお願いいたしますm(__)m (2015年3月21日 7時) (レス) id: fe8ac84d9e (このIDを非表示/違反報告)
水季愛素 - まずは初めまして!そして完結おめでとうございます。ずっとコメントする機会を伺っていた一作目からのファンです。とくに、今作は毎日更新されてないかを見ては、一喜一憂していました。本当に面白かったです。お疲れ様です。続編、楽しく読ませていただきます! (2015年3月21日 1時) (レス) id: 3d8daab8a9 (このIDを非表示/違反報告)
黒妃 - ベルちゃんさん» 了解です(^-^ゞ少々時間がかかるので少しお待ちくださいm(__)mその内URLを載せさせて頂きます(*´∇`*) (2015年3月20日 19時) (レス) id: fe8ac84d9e (このIDを非表示/違反報告)
ベルちゃん(プロフ) - 続編、是非書いてください!応援してます( ´ ▽ ` ) (2015年3月20日 13時) (レス) id: d34f80808d (このIDを非表示/違反報告)
黒妃 - 紫杏さん» ご無沙汰です(。・ω・。)ゞ!!最後までお付き合いいただきありがとうございましたm(__)m!!続編、喜んで書かせて頂きますo(`^´*)!!ある程度更新が出来ましたらこの作品にURLを載せさせて頂きます(*´∇`*)次回もよろしくお願いいたしますm(__)m! (2015年3月20日 7時) (レス) id: fe8ac84d9e (このIDを非表示/違反報告)
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