【wrwrd!】不良君【男主】

22話 ページ24

Aside

生徒会選挙の日だ

涼太と賭けをしている

生徒会長になるのは黒川大輝か赤富啄かという賭け

俺は黒川大輝

涼太は赤富啄

賭けに勝ったのは俺だ

賭けの商品は購買の好きなパン

俺はもちろん卵蒸しパンがいいと言った

そして今卵蒸しパンを食べながら涼太と話をしている

「生徒会長はやっぱり黒川大輝だったな」

涼太「そうだな〜赤富啄だと思ったのにな〜」

「俺の勘はよく当たる」

涼太「当たりすぎて未来が見えたんじゃないかと疑うよ」

「見えてねーよw」

涼太「知ってる」

ざぁー

屋上は風が気持ちいい

春と夏の間の少し暖かい風が俺と涼太の頰を撫でる

最近はあのクソジジイたちも帰ってきてなくて運がいい

まぁ悪いこともあるけど

ドタドタドタ

「涼太伏せろ」

涼太「うぇ⁉」

涼太の頭を無理矢理下げる

バンッ

kn「A〜！涼太〜！」

「涼太お呼びだぞ！」コソ

涼太「お前もだぞ？」コソ

バッ

kn「みつけた！」

涼太「「〜！？」」

心臓飛び出るかと思った

kn「大丈夫か？」

涼太「大丈夫じゃねーよ！」

「急に話しかけんな」

kn「すまんすまん」

謝る気なしだな

kn「それより！俺とゾムとエーミールとシャオロンと大先生とロボロとショッピ君が生徒会役員になったんやで！」

へ〜

誰？

渾名で呼ぶなよ分からん

kn「そんでな！グルッペンがAと涼太を生徒会に入れたいってゆーてんねん」

涼太「「断固拒否」」

kn「ゆーと思ったわ。でもな〜グルッペンは諦めの悪い男やねん。

それに俺も入って欲しい思っとるし多分他の奴も同じやと思うわ」

「とりあえず両者の了承がなかったら無理矢理入れることは出来ない」

涼太「そーだそーだ」

「だから俺らは入らない」

涼太「そーだそーだ」

「っていうことなんで残念だけど諦めて」

と言って諦めるわけがないか

厄介な奴に絡まれるようになるな

はぁ

憂鬱だ

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