【wrwrd!】不良君【男主】

10話 ページ12

Aside

ピーンポーン

kn「おーい」

インターホンの音とけたたましい声で目が覚めた

最悪の目覚ましだ

「うるせー！近所迷惑だ！」

kn「すまん」

ドタドタドタドタ

ガチャ

「こんな朝っぱらから人のこと起こしといて用ないなんて言わないよな？」

kn「おう！今日なグルッペン家で勉強会すんねんけど一緒に行かんかなって思って！」

「お前俺が行くとでも思ったのかよ」

kn「いや無理矢理連れていこっかなーって」

「サイテー」

kn「じゃあ用意してや！俺待っとくから！」

「普通に嫌なんだけど」

kn「お願いや！」

「はぁー。ちょっと待っとけ」

kn「！ありがとう！やっぱお前優しいな！」

優しくなんかない

家の前におられるのが嫌だから行くだけ

トントントントン

勉強会っつっても何持ってくんだよ！

筆箱、課題、教科書もいるか？

あーもうわっかんねーよ！

もうなんでもいいや

ドタドタ

ガチャ

kn「おお！やっと来た」

「どこ行くんだよ」

kn「俺に着いてきてくれや」

「ん」

スタスタスタスタ

スタスタスタスタ

kn「ここやで！」

そこは高級マンションであった

「まじか」

kn「まじや！多分もうみんな集まってるからはよ行くで！」

「ちょっみんなって誰だよ！」

kn「ん？お前らがよく言ってた転校生組やで！」

「はぁ⁉それを先に言えよ！最悪！タヒね！」

kn「おま！それは言い過ぎや！」

「優先順位があるだろ！俺は転校生組と関わりたくねーんだよ！」

kn「転校生のうち二人の家が近所な時点でそれは無理やで」

「うっせー！」

kn「取り敢えずもう行くで！」

「ほんと最悪！」

ピッピッピ

ピーンポーン

⁇《はい》

kn「コネシマや！」

⁇《やっと来たかもうみんな集まっている早く上がってこい》

kn「おう！」

ウィーン

自動ドアが開いた

タッタッタッタッタッ

ピッ

「グルッペン？ってやつの家は何階なんだ？」

kn「最上階やで！」

めっちゃ金持だな

チーン

着いた

タッタッタッタッタッ

猫島は迷いなく1番エレベーター側の部屋のインターホンを押した

ピーンポーン

ガチャ

⁇「おおやっと来たか！入ってくれ！」

kn「おう！Aもはよ来い！」

「チッ！はぁーほんっと最悪」

⁇「おお！暁君じゃないか！どうぞ入ってくれ」

拒否してくれてもいいんだけどなー！

はぁここまで来たら腹括るか

もうやだ

こいつらと関わっていいことないわ

ため息しかでねーな

最悪

「お邪魔します」

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