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39話:炎 ページ41

私と時雨と名乗る女官は、光の速さでニュー妖魔シティに戻ってきた。


何やら大きな建物の上に変な物が浮いている。

時雨「あれは…ユーフォー…!」

貴方「ユーフォー…?」

街は黒ずくめの変な妖怪がウヨウヨいる。

私は、時雨を庇いながら攻撃を避けていた。

しかしそれも意味を成さない。

貴方「うっ…」

時雨「A様!?」

レーザーが私を腕を掠めた。
腕から流れる血液より、時雨ががら空きという事が私には耐えられないようだ。

貴方「時雨…!エンマ大王の所に行って!早く!!」

時雨「A様は!?」

貴方「私はこのわけわかんないスーツの妖怪を足止めするわ!そのすきに時雨は行って!」

時雨「A様…!!ご武運を…!すぐに大王様をお呼び致します…!!」


私は時雨を見つつ、相手に攻撃する。
傷つけたくないとか、そんな事言ってる暇も無いわ。

敵数の多さに、私の妖力は減る一方。

貴方「っ…」

ガクッと膝をついた。
四方八方囲まれている。

どうしたものか。

ここで野垂れ死ぬのか?
あの時の雪山の様に。


それだけは

それだけは絶対に嫌だ。

今度こそ、大切なものを守る。

私は持っている妖力すべてを集中させるかの如く、力を入れた。

貴方「凰火乱舞!!!」


その瞬間、辺りは赤色に染まり、
熱風は全てを消し炭にした。


私はその中で、静かに目を閉じた。

40話:炎の中の枯葉→←38話:時雨からの伝言



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設定タグ:妖怪ウォッチ3 , 大ガマ土蜘蛛 , エンマ大王   
作品ジャンル:恋愛
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菜の花 - 繰繰れ!コックリさんのネタを入れて来るところがマジで好きです (2022年5月29日 21時) (レス) @page25 id: 078838462a (このIDを非表示/違反報告)
暁兔(プロフ) - 今井花稀ーImai tumugiーさん» 妖怪時代は茶髪に赤目(ちなみにつり目がち)です。人間時代は日本人モチーフなので(黒よりの)茶髪に黒目です。話が進むと瞳の色を変える描写があります。参考になればよろしいのですが…。 (2020年8月18日 1時) (レス) id: e4eb57bf29 (このIDを非表示/違反報告)
今井花稀ーImai tumugiー(プロフ) - 夢主ちゃんって髪の色と瞳って何色ですか?私のただの興味本位ですが・・・。 (2020年8月17日 21時) (レス) id: 51c1c691f0 (このIDを非表示/違反報告)
星空 雫 - ンアアアアアア!!!!これだから妖怪ウォッチ夢は最高なんだよ!!!!(汚い高音) (2020年3月6日 9時) (レス) id: cfd7e474f5 (このIDを非表示/違反報告)
ヘアリー - 面白いです!更新頑張って下さい!あと意味嫌われじゃなくて忌み嫌われだと思います!違ってたらすいません! (2018年8月26日 19時) (レス) id: 3f06647990 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:暁兔 x他2人 | 作者ホームページ:   
作成日時:2016年8月18日 2時

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