14.やばい、緊張してきた！！ ページ14
心臓がドクンドクンと音を立てる。
Aの声が脳内再生されて走馬灯のように思い出す。
翔太〜と無邪気に笑う顔とか、思い返しても胸が苦しくて
やばい、これって恋じゃん。と胸を押さえた。
「翔太、追いかけるべきだよ」
涼太が落ち着いた声で言う。
「でも…アメリカなんて「江戸川に」」
江戸川！？？
「はぁ？！なんで江戸川なんだよ！！」
「A幼稚園に今日遊びに行ってくるって言ってたから」
「はぁ？！涼太今日あいつが何してるか知ってんじゃん！！」
「別に俺は嘘はついてないから。翔太がAがきてるか聞いたから、来てない。って言ったし、アメリカ今日行くか聞いてる？って言われたからそんな話はわからないって返事しただけ。ただ、今日は幼稚園に遊びに行くって言ってたから」
「はぁ？！もしかして帰るって江戸川かよ！」
「そういう事だね」
はぁ？？惑わされたわ、マジで。と怒りぎみにため息をついて言えば
「怒ってる間に、どっか行っちゃうから早く行っておいで」
涼太がお母さんみたいな事を言って
「言われなくてもわかってるし…」
とりあえずありがと…と小さく言って電話を切った。
とりえあず顔を洗って着替えて家を出る。
タクシーに乗り込み、見慣れた景色が流れ始めて久しぶりに家の近所を通って幼稚園に向かった。
幼稚園の前に降りれば、昨日の事のように涼太とAと俺で遊んだ日々を思い出す。
中にいるのかよ…マジで別の勇気がいるじゃん…。
今日は幼稚園自体は休みらしく静かで、ただ門の鍵は開いているから小さく「おじゃましまーす…」と言って中に入った。
入り口にAの靴がある。
もっと女なら綺麗に揃えて脱げよ…と思いながら
Aがいる事に安心して、フッと笑ってしまう。
懐かしい景色に園内を見渡した。
うーわっ、めっちゃ懐かしいじゃん！！！
周りのものが小さくて見える景色が違うから、自分が大きくなった事に驚く。
事務所で仕事をしていた園長先生が俺に気がついて
「渡辺くんじゃない！今日は珍しいお客さんが多い日ね」
Aさんなら中庭で遊んでるからと微笑んだ。
遊んでるって、子供かよ…と呆れながらも足を中庭に進めれば
Aの姿が遊具のところにあって、俺にはまだ気がついていなくて。
あれ？
俺、なんて声かけるんだ？
えっ、えっ、これ告白する流れみたいじゃん！
やばい、緊張してきた！！
15.あの頃マジでお前を男だと思ってたし！！→←13.帰りますってなんだよ！！
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chako(プロフ) - 琉衣さん» 琉衣さん初めまして！読んでくださって、お言葉をくださって本当にありがとうございました！！続編を読んでみたいとまでおっしゃってくださって光栄です！ありがとうございました！ (2022年9月15日 22時) (
レス) id: 4bcc778cb3 (このIDを非表示/違反報告)
chako(プロフ) - いくさん» いくさんこんばんは！最後まで読んでくださってありがとうございました〜！！キュンキュンしてくださって嬉しいです〜！お言葉とーっても嬉しかったです！ありがとうございました！ (2022年9月15日 22時) (レス) id: 4bcc778cb3 (このIDを非表示/違反報告)
chako(プロフ) - あやにゃんさん» あやにゃんさんこんばんは！完結までお付き合いありがとうございました！ツンデレで好きという言葉は言わずに終わりました笑！！大好きとおっしゃってくださって嬉しかったです〜！本当にありがとうございました！ (2022年9月15日 22時) (レス) id: 4bcc778cb3 (このIDを非表示/違反報告)
chako(プロフ) - 悠砂さん» 悠砂さんこんばんは！嬉しいお言葉ありがとうございます！ゆり組に最後までお付き合いありがとうございました〜！！読んでくださってうれしかったです！ありがとうございました！ (2022年9月15日 22時) (レス) id: 4bcc778cb3 (このIDを非表示/違反報告)
琉衣(プロフ) - 初めまして読ませて頂きました！メッチャ良かったです！続編を読んでみたいですね！ (2022年9月15日 18時) (レス) id: d7ec384554 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：chako
| 作成日時：2022年8月5日 16時
