バンザイ〜好きでよかった〜 -5 ページ19
僕は今日の日のためにいろいろ考えた。
どうしたらこの気持ちがAに届くか、
どうかっこよくプロポーズしようかって。
「一生僕についてきてください。」
「ずっと一緒にいよう。結婚しよう。」
でも、全部チャンミンに却下された。
JS「なんでー！」
CM「ヒョンっぽくないんですよー！
もっとヒョンらしくできないかー！
かっこつけるなー！」
JS「どこがかっこつけてるかー！」
そう言いながらも、
自分でもどこか違うと感じていた。
なんだか、照れくさいし。
どうせなら、一生に一度のプロポーズ。
大好きなAの前、
かっこつけないで
ありのままの自分でいたいなって。
「くだらないギャグを言ってる
ジュンちゃんが大好き」
といつか言ってくれた
Aに答えよう。
でも、「くだらない」は余計じゃない？
一応カリスマなんだけど。
.
JS「えーとですね〜
僕はファンのみんなも大好きだし、
メンバーのみんなも大好きですよ。
ひつまぶしも好きだし、
卵の黄身も好きですよ。
でも、もっとAが好きー！」
.
そう言って指をさされているAは
当然、びっくりしている。
JS「うはは、びっくりしてる！」
YN「喜んでる場合じゃないでしょ！
まーだあるでしょ！」
そうだった、そうだった。
.
JS「ファンの皆さん、
僕には大切な女性がいます。
僕はその人が大好きで、
奥さんになってほしいと思っています。
僕は、奥さんはAがいいと思っています。
Aは？
Aの旦那さんは、俺じゃダメか？」
四人は『やっちゃったよ〜』って
顔をして笑っている。
.
チャンミン、どうだった？
僕らしいって何だろうって
ちゃんっと考えたんだ。
A、どうだった？
ちゃんっと僕の気持ち伝わった？
綺麗な瞳から流れている涙は、
ちゃんと伝わったっていう証拠だよね？
僕たち五人と
たくさんのファンが見守る中、
Aはゆっくりとうなずいた。
.
JS「うはは！うなずいた！」
ユノが「おめでとう」と言って
抱きしめてくれる。
ジェジュンは「おめでとうー」と
ファンサービスしながら叫んでいる。
ユチョンは「ジュンスおめでとう」と
ハイタッチ。
そして、今回一番僕を助けてくれたチャンミン。
やっぱりスキンシップを取らない僕らのマンネ。
ハグをするでもなく、
「おめでとう」と言うわけでもなく、
ハイタッチをするわけでもない。
それはチャンミンらしい行動だった。
バンザイ〜好きでよかった〜 -6→←バンザイ〜好きでよかった〜 -4
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 77人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「東方神起」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ちゃむ | 作成日時：2020年5月21日 22時
