バンザイ〜好きでよかった〜 -4 ページ18
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「土曜日のライブ、楽しみにしてるね！
ステージでジュンちゃん見るの初めて！
でも、体だけは壊さないでね。」
僕は、そんなことを言うAを
ギュッと抱きしめてキスをした。
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JS「頑張るからね。見ていてね」
”Aには忘れられない日になるから”
これは言いたかったけど、我慢した。
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ライブ前日。
明日のことを考えると、
少し緊張して家でじっとしてられなかった。
だからちょっと散歩に出かけることにした。
JS「ふ〜…」
明日の決戦を、頭の中でシュミレーションしてみる。
こうして〜
ああして〜
JS「あ〜早く明日にならないかな」
考えただけで、すっごくすっごく幸せな気分。
さっきまで感じていた緊張もなくなっていて、
僕の中はAでいっぱいだった。
気づいたらコンビニにいて、
四人の好きなものをかカゴにいれた。
四人がいたから、僕はここまで来れたんだ。
四人の大好きなメンバーと、
世界で一番大好きなAを思い出して、
にやにやして、
最高の笑顔で
店員さんに、思わず
「ありがとうございまーす！」
変な人に思われたかな？
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でもいいんだ、幸せだから。
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そして、ライブ当日。
予定通り、流れに沿ってライブが進んでいく。
そして予定通りの場所に、Aがいる。
ついにきた僕の決戦のとき。
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YN「今日でライブも最後ですねー！
楽しかったですかー！」
『イエーイ』
CM「じゃあ！今日で最後なので
ちょーっと思い出話しますか？」
JJ「じゃあ真ん中行きましょ」
YC「さぁ〜、ジュンス様どうぞ〜」
僕を先頭に真ん中のステージに行く。
いつもの五人の並び。
いつもと違うこと、
僕の目の前には大好きなAがいること。
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僕は緊張した面持ちで、
真ん中のステージに向かった。
CM「いや〜早いですね、
あれから３年も経ちましたよ」
YC「いや〜早いっすね」
東方神起がデビューしてから
軽く５年は過ぎてるのに…
と不思議な顔をしているファンたち。
そう、「あれから３年」とは、
初めて僕とAが出会った日から
３年ということ。
プロポーズして
「世界中に僕の奥さんは
こんなに素敵な人だよって知ってもらいたい！」
という僕のために、
チャンミンが提案してくれた。
名付けて、
“ライブでプロポーズ大作戦”
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JJ「ここで〜ジュンスから
みんなに言いたいことあるんだよね？」
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ついに話がふられる。
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作者名：ちゃむ | 作成日時：2020年5月21日 22時
