▲おめでとう ページ6
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岸「はい！おまちどおさん！」
『おぉ〜…』
目の前に現れたのは
まるでお店で出てくるような完成度の高いざるそば
『これ、岸くんが作ったの…？』
岸「いや、見てたっしょ？笑笑」
『すごいね、想像以上…！』
料理できるのは承知の上だったけど、
ここまでできたのか…っと女の私が焦るくらい。
自分の蕎麦を私の向かい側に置いて椅子に座れば
両手を合わせて微笑む岸くん
『っいただきます』
岸「どーぞ！」
.
多分お互いに今日が誕生日だってこと忘れかけてる。
そのくらい、今、めっちゃ蕎麦。
『お店で食べるお蕎麦だよ、これ、』
岸「マジで？」
『うん、凄い美味しい…』
岸「ははっよかったよかった！」
久しくお蕎麦を食べてなかったからじゃない
確かに美味しい、このお蕎麦。
つい数十分前、あれほど心配していた自分が情けないです、岸くん…。
それにしても
見た目良し、味良し って
『岸くんほんとに、蕎麦職人になっちゃいそうだね？』
岸「おっそんなうまい？」
『お店出せる。』
岸「そりゃねぇわ笑
んまぁ、第一アイドルやめる気ないけどね」
『あったら大問題ですよ』
岸「しーちゃん悲しむ？」
『この世で一番ね、』
岸「嬉しいこと言ってくれんじゃん笑」
私の頭に真っ直ぐ伸びてきた岸くんの綺麗な手が
わしゃわしゃと私を撫でる。
その手の温かさに心地よささえ感じるから、
きっとこれは岸くんの包容力。
『岸くん、いつもありがと』
岸「おぅ、急だね？」
『今日くらい素直に気持ち伝えるの、』
岸「はぁっ、可愛いなほんと…」
頭に乗ったままの岸くんの手を、自分の手と絡めさせれば
また優しく微笑んでくれて、幸せな気持ちが広がる。
岸「俺もしーちゃんにたっくさん感謝してます。」
『え、私、岸くんになにもできてないよ』
岸「ばかいえ、しーちゃんはいるだけで価値あんの、」
な？っと握りあった手に入れてくれて
それと同時に胸の奥がキュッとした
『……そう言うのサラッと言えちゃうのズルいと思う』
岸「なんでよ〜、」
『だってほら、岸くんのこともっと好きになっちゃうじゃん。』
岸「…っ！？」
今までも、これからも、
きっと岸くんは私の憧れであり、大好きな先輩。
岸「しーちゃんのほうがよっぽどズルって…」
『ふふっ』
” お誕生日おめでとう ”
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つばさ(プロフ) - よろしくお願い致します！ (2019年8月24日 21時) (
レス) id: 436d68ac1a (このIDを非表示/違反報告)
さらん。(プロフ) - つばささん» 初めまして、そう言っていただけて嬉しいです！ リクエストありがとうございます、なすきゅんですね！(雑)了解です、時間かかってしまいますが気長にお待ちください…！ (2019年8月24日 15時) (レス) id: 350659cc35 (このIDを非表示/違反報告)
つばさ(プロフ) - 初めまして！いつも楽しく拝見させて頂いております！那須くんとのキュンキュンするお話をリクエストしたいです！おなすもしくは野菜の茄子といつも呼んでる主人公ちゃんが不意討ちで名前で呼ぶみたいな感じでお願いできますでしょうか？よろしくお願いします！！ (2019年8月24日 8時) (レス) id: 436d68ac1a (このIDを非表示/違反報告)
さらん。(プロフ) - Misakiさん» いえいえこちらこそです！スノ絡みとのことでしたが、結局めめさんしか書けず心残りで……><;; でも、きゅんきゅんしてくださったようでよかったです！！はいぜひぜひ！いつでもお待ちしております^^ (2019年8月17日 8時) (レス) id: 350659cc35 (このIDを非表示/違反報告)
Misaki(プロフ) - リクエスト書いてくださりありがとうございました〜！！めめやばいですね… もうほんとにキュンキュンしっぱなしです 笑 またリクエストお願いするかもですが、大丈夫ですか…？？笑 (2019年8月16日 8時) (レス) id: cbf0396e49 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さらん。 x他1人 | 作成日時：2018年9月24日 19時
