俺が守ったる4 (ページ22)

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157 しんどすぎページ22

横山side

もう他のメンバーが会場に集まってるはずの時、俺はしんどさに耐えながら生放送してた。

「横山君はどうなの？」

横「えーっと…そうっすね〜…考えてなかったなぁ。」

「あれ？横山君、そんなキャラやっけ？」

違うわ。
しんどすぎて考えが浮かばへんねん。

「もう二時間が経ったって！早いなぁ。」

まだ二時間しか経ってないんかい。
あと三時間か…

「横山君はこの後ライブやねんやろ？」

横「そうなんすよ。俺のためにみんなが集まってくれるから頑張らないとね。」

「予定日はいつ？」

横「もう来月っすよ。」

「早いなぁ！来月にはママやんか！」

横「そうっすね。」

俺はゲストやなくてMCっていう立場やから、話をすることが多い。
それに今日一緒にやってる人は声が大きいから余計しんどくなる。

横「とりあえず、はよVTRいきますよ！」

そこから何やかんやで生放送終盤。

横「さぁ、エンディングです。」

早く締めようと思えば、共演者の人から花束が。
これって立ってもらわなアカンやつやん。

横「よいしょ…すいません。ありがとうございます。」

「元気な子産めよ。」

めっちゃ嬉しいのにあんまり喜ばれへん。
最後に俺から一言言って生放送が終わった。

「横山君、お疲れ。体調大丈夫？」

最悪です。
なんて言われへん。

横「大丈夫です。ありがとうございました。」

俺は一通り関係者の人に挨拶をしてライブ会場に向かった。