ただ罪を償うためにここにいる【ヒロアカ】 (ページ9)

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猫科８ページ9

何で？何で離さない？
だんだん首が疲れてきたんだが…首もしまるし
てか、力強すぎだろ…

俺は首がしまって苦しくなってきたので腕をつかみおもいっきり投げ飛ばした

爆豪勝己は受け身をとったが運悪く壁にぶつかった

痛そう…

爆豪｢痛ってぇな！!何すんだよ！!｣

｢離さなかったお前が悪い…｣

爆豪｢だからって投げるやつがいるか！!｣

｢怪我してなさそうだし大丈夫だろ…？｣

あぶなく怪我するとこだったわ！!とキレてきたが無視しよう
本当に消太兄が帰ってきちゃう…!

俺はじゃあなと言って教室の方に行こうとしたが

爆豪｢待てやゴラ｣

と爆豪勝己に止められた今度はなんだ…？

爆豪｢お前はどうして雄英にきた｣

ん…？これさっき緑谷にも聞かれたぞ…

爆豪｢あんなに朝嫌がっていたらおかしいだろ
先生に言われたからって受けるだけで落ちることもできたなんのために受かった
お前は何が目的だ｣

｢…よく考えたもんだ…緑谷出久も聞いてきたがそこまで考えていなかったぞ…頭がいいんだな…｣

爆豪｢クソデクと一緒にすんじゃねぇ！｣

ほんとよく考えたもんだ…まぁ怪しいちゃ怪しいよな…

あんなに学校行きたくねぇのに雄英を受験したが落ちることもできた。

確かにすればできたが…
ちゃんと消太兄と話し合って決めたことだ…そこんとこはまげたりしねぇ…

｢目的ってほどのじゃねぇけど来た理由はあるな…てかお前ならわかるだろ…？｣

爆豪｢は？わかるわけねぇだろ｣

｢俺はヒーローに拾われたって言ったよな…？普通親戚とか施設とか入れるだろ…？おかしくないか…？なぜヒーローがそこまでする理由がある…？｣

爆豪｢…個性関係とかか？｣

｢まぁ半分合ってて半分違う…｣

爆豪｢じゃあなんだよ｣

｢それは…｣

って俺何話そうとしてんの…人と関わるとか嫌なはずなのに何言おうとしてんだ…

もう誰も関わんねぇって決めたのに…

俺は少し固まったが爆豪勝己がいるのに気がついた

爆豪｢？なんだよ？｣

｢あ、…えっと…自分で考えろ…｣

爆豪｢は？てめぇここまで言ったくせにか!？｣

｢もう先生達が帰ってくる。その前に学校からでたいんだ…また今度な…｣

俺は回れ右をし教室へ向かおうとした
だが爆豪勝己が納得しないようで怒鳴っていた

仕方ない…緑谷出久と同じことを言うか…

後ろを振り向き爆豪勝己を見て

｢俺が雄英校をなぜ受けたか…それは…
罪を償うために来たんだ…｣

そう言って俺は教室へ向かった