ただ罪を償うためにここにいる【ヒロアカ】 (ページ35)

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猫科３６ページ35

｢わりぃ聞いてなかった…｣

そう消太兄に言うとため息をしてまた一から話してくれた

相澤｢体育祭まであと一週間。気を抜くなよ
それからA。絶対体育祭出ろよ以上｣

そう言って教室を出ようと歩き出す消太兄
あ、そう言えば今終礼なんだっけ？
皆帰る準備や自主練をする準備をしている

って今何て言った？体育祭出ろ？

｢はあ!？｣

俺は消太兄の言葉を思い出して声をあげてしまった
その声にビックリする人もいた

相澤｢どうした？｣

消太兄は多分わかってて聞いてるんだと思う
俺は自分の席からたって消太兄に近づく

｢どうしたじゃねぇよ…!なんで体育祭出なきゃ行けねぇんだよ…!｣

相澤｢ここは雄英高だぞ。わがまま言うな｣

｢受かればいいって言ったのは消太兄だ…!
あんなくそヒーローが見に来るやつに出たくねぇ！｣

相澤｢我慢しろ。指名するために来てんだよ
そんぐらいわかれ｣

｢俺はヒーローになるつもりはないって言ってんだろ…！｣

麗日｢Aちゃん落ち着いて！｣

あーそう言えば教室だった…
ヒーロー嫌いは別にばれてるし、まわりとかどうでもいい

あんなヒーローだらけのとこ誰がいくか…

そう思ってたら消太兄はなにかを思い付いたらしい

どうするんだ？俺はなにを言われても絶対いかねぇぞ…

相澤｢もし、体育祭でてさらにいい成績だせばお前の好きな猫チョコ買ってやる｣

｢え…？｣

あのいつも食わせてくれないあのチョコ？
一年に一回しか買ってくれないやつ？

｢…何個買ってくれる？｣

相澤｢２０個以上｣

｢ほんと…？｣

相澤｢俺が嘘ついたことあるか？｣

消太兄は嘘ついたことは一回もない
でも体育祭出たくない…どうしよう…

チョコか…

｢…体育祭出る｣

皆｢チョコでいいんだ！？｣

クラスのやつらが揃えて声をあげた
だってチョコほしいんだよ…

そのあと、消太兄はまだ仕事があるらしく教室を出てった
クラスの皆も帰ったりしていた

俺も帰るか…そう思って廊下を歩いていたらいたらまた爆豪勝己に捕まって人気が少ないとこにつれてかれた

なんでこうなるんだよ…

オマケ
緑谷｢猫チョコってさ確か十円で買えたよね…｣

麗日｢お小遣いもらえてないのかな？｣

こういう話もあったらしいがAは知らない