ただ罪を償うためにここにいる【ヒロアカ】 (ページ28)

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猫科２７ページ28

「消太兄....ごめんなさい....今治すから....」

相澤「A」

「大丈夫だよ.....俺にうつるだけだからさ.....」

相澤「A.....」

「なに.....？」

相澤「お前は俺の家族だ。妹だ。いらないやつじゃない」

「なに、急にそんなこと言って.....」

相澤「.....わかってるだろ？」

消太兄は俺をじっと見つめてくる.....何もかも、お見通しか.....

俺が消太兄を守れなった事、自分のせいでクラスの奴らが危ない目にあったこと、役に立てなかったこと、全部が俺のせいだった。俺が居なければこんな事にはならなかった.....
ずっとそう思っていたことを消太兄はわかっていた.....

「でも、あれは俺のせいで、消太兄が.....クラスの奴らが.....」

相澤「そのことに関しては、学校の警戒が足りなかっただけでもある、あと、お前はちゃんと守れていた。だから俺が生きているんだろ。大丈夫だ。」

「でも.....」

相澤「お前は悪くない」

言いたいことはわかる.....
でも、死柄木弔の目的は、オールマイトを殺すことと俺を連れ戻すだった.....
そう言ったんだ.....あいつは.....多分また昔みたいに.....

そう思うと昔の記憶がながれ始める

¨お願いだ！！助けてよヒーロー！！¨

¨なんだ？ヒーローごっこだったらほかいきな¨

¨違う！！ごっこ遊びじゃない！！敵が.....¨

¨A.....ヒーローを困らせちゃだめだろ？¨

¨っ！！！¨

¨あ.....お兄さんですか？ちゃんと見ててくださいよーこっちは忙しいのですから.....¨

¨.....すみませんねーほら、A帰るよ.....¨

¨.....はい¨

怖い.....誰も助けてくれない.....嫌だもうあんな生活は.....！！戻りたくない！！

もし、消太兄に捨てられたら？帰る場所がなくなったら？俺はまた、あそこに.....敵連合に戻らされるのか？それだけは、絶対にやだ.....！！
捨てれられないようにしなきゃ、役にたたなきゃ.....！守らなければ.....！！俺は！！

相澤「おい」

「.....っ！いっって！！」

いろんなことがフラッシュバックされているとき、消太兄に包帯ぐるぐる巻きの腕で頭を叩かれた
くそ痛い

「なにすんだよ！！」

相澤「何考えているか知らんが、お前はお前らしく生きろ」

「は？」

相澤「わかったか？」

「.....わかんねーよ」

やっぱり消太兄にはお見通しだった.....