ただ罪を償うためにここにいる【ヒロアカ】 (ページ26)

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猫科２５ページ26

自分を大切にねぇ…

俺はねっころがりボーッと天井をながめていた

自分を大切にしたところでなにがあるだ…？
漫画とかである死んだら悲しむ人がいるんだよ？とか？
あと女だからとか？

俺はそんな弱っちくねぇし…ましてや守るために生きてるもんなのにそんなんで逃げてたらなんも守れねぇじゃねぇか…

とは言っても結局消太兄を守れなかった…
俺の力不足…言葉にまどわされて力が抜けた
完全なるミスだ…
あのとき死柄木弔の言葉にまどわされていなかったら守れたかもしれないのに…

うじうじしてても過去は変わらない…一旦この病室から出てよう

俺は起き上がり病室から出た
歩いていると飲み物を買ってきたミッドナイトにあった

ミッドナイト｢あら？どうしたの？｣

｢散歩してくる…｣

ミッドナイト｢後で相澤のところに行くわよ
Aのことすごく心配していたから顔を出しに行かないとね｣

俺は軽く返事をしてミッドナイトからを通りすぎた

特に行くところもないし、点滴もしているため外にも出れない

どうしようかと考えていたとき

オールマイト｢あれ？猫沢少女？｣

｢…オールマイト｣

後ろから声がしたので振り向くと細いオールマイトがいた

俺はオールマイトの傷のことや、個性活動時間が短いとか知っているため、この姿でも驚きはしない
あと昔、俺を助けてくれた人でもあって少し好きなヒーローだったりもする

｢なんでオールマイトがいるんだ…？｣

オールマイト｢ちょっと怪我しちゃってね
少しあっちで話そうか｣

そう言うとオールマイトはほぼ誰もいない椅子のほうを指差した

俺達はそっちにむかってその椅子に座った

オールマイト｢それにしてもこう二人で話すのは久しぶりだね。元気にしてた？｣

｢まぁ…あなたが助けてくれたおかげで…｣

オールマイト｢それは良かった！ずっと心配してたからね｣

｢あのときはすみませんでした…｣

俺は頭を下げるとオールマイトは焦るように大丈夫だよ！と言ってくる

あ、そう言えば…

｢そう言えば…俺が敵に入ってたことクラスのやつらにばれた…よな？死柄木弔あんなに言っちゃてたし…｣

オールマイト｢あれは私にもわからないが…多分ばれてるだろうね｣

｢やっぱりか…明日学校めんどくせぇな…｣

何て言えばいいんだろうか…まぁ適当に言っとくか…

そんなことを考えていたらミッドナイトが来て消太兄のところに行くと言われたのでオールマイトとわかれた

さて、明日どうするか…