ただ罪を償うためにここにいる【ヒロアカ】 (ページ25)

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猫科２４無力だな… ページ25

目が覚めると白い天井が見えた

ここはどこだ…？なんでベットで寝てる…？
薬の匂いがする…て言うことは病院…？

俺は起き上がって回りを見る
腕や足には包帯さらには点滴も射たれてあった

点滴…注射…実験…訓練…

”お父さん…やめて…”
”A…お前は実験道具だ。大丈夫死なせはしないから苦しいだけだから”
”やだ、やだやだやだ!!!!!やめて！やめてよ！お母さん！助けて！”
”大丈夫よ…苦しいだけだからね”
”やめて！お願い!助けて！”

昔の記憶がフラッシュバックされていく

怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い…!

嫌だ…!!実験やだ…!もう、戻りたくない…!

俺は点滴や包帯をとろうとしたでも誰かに腕を捕まれた

マイク｢それはダメだぜA…｣

ミッドナイト｢Aよかったわ目が覚めて…｣

｢マイク…ミッドナイト…｣

ミッドナイト｢大丈夫よ…敵はいないから実験とかじゃないわ…あなたを早く治すための包帯や点滴よ…｣

そう言うと俺を抱き締めてきた

いつもならうざったいけど今日はなんか安心できた…

てか、なんでここにマイクとミッドナイトがいるんだ…？
そう言えば消太兄は…？怪我どうなった…？

｢なぁ…消太兄は…？怪我治ってる…？｣

マイク｢イレイザーは、なんとか一命をとりとめただか包帯ぐるぐるまきのミイラになってるぜ
まぁ大丈夫だろあのイレイザーヘットだぜ？｣

マイクはそう言うと消太兄を見てくると言って病室から出ていった

包帯ぐるぐるまきか…やっぱり守れなかったのか…
でも…治すだけなら…

俺はベットから降りようとしたがミッドナイトに止められた

｢どけ…消太兄の傷を治すんだ…｣

ミッドナイト｢ダメよ…あなたの個性は化け猫と傷を治す…いえ、移す流れ星…
あの個性は、確か傷のところに指で星をかくとなにもなかったかのように消えるのよね？｣

｢あぁ、だから治しに行くんだよ｣

ミッドナイト｢でも、その傷はあなたに移る
ということは同じ傷があなたの体にできるわけよね？｣

｢…だからなんだ…痛いのはなれてるし…別に…｣

ミッドナイト｢それを相澤が望むと思ってるの？｣

昔、まだ消太兄と暮らしたばかりの頃にヒーローの仕事で、大怪我をした消太兄を個性を使って治した
消太兄の傷は俺に全部移って死にかけたっけ…
そのあとめっちゃ怒られたんだ…

ミッドナイト｢A。もっと自分を大切にしなさい｣

なにか飲み物を買ってくると言ってミッドナイトも病院を出ていった