ただ罪を償うためにここにいる【ヒロアカ】 (ページ11)

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猫科１０女の子はお喋りが好きページ11

次の日

朝、消太兄が先に学校へ行ってしまった一人で歩いていた

消太兄がいないから休めるかと思えば置き手紙に

『来なければ相澤家訓練を３倍やらせるからな』

と書かれてあった

いじめだ…相澤家訓練はマジで地獄…
個性強化、筋トレ、人との関り…だ

特に人との関り訓練なんてマジでやだ…いろんなヒーローに会わさせられるから…

だから仕方なく来たが…めっちゃだるい…

ぼーっと歩いていると後ろから抱きつかれた

何？セクハラ？

後ろを向けば麗日お茶子がいた

麗日｢猫沢さんおはよう！｣

｢…昨日のやつで、まだこりてなかったのか麗日お茶子…｣

麗日｢お茶子でええって昨日ゆったやん！うちは猫沢さんと仲良くなるまで諦めないよ！｣

全く物好きなやつだな普通こんなやつほっとくだろ

｢言ったはずだ…俺は友達とか仲間とかいられねぇんだよ…だから関わってくんな…!｣

麗日｢うちは友達になりたいんよ！｣

｢いや、だから…｣

麗日｢なるまで諦めない！!｣

何回も友達になりたいと言ってくる麗日お茶子

嫌だ、うざいと言ってもずっと話しかけてくる

俺は何回も押されてしまうとゆるしててしまうことが多い

なので今の状態は非常にまずい…心を動かされそうだ…

｢はぁ…いい加減諦めろよ…｣

麗日｢諦めないって言ったら諦めない！!なんでそんなに友達になるのがいやなの？｣

麗日お茶子は少し悲しげな顔でこっちを見てくる

友達とか仲間とか結局裏切るが落ちだ…だからあまり一緒にいたくない…

｢人が嫌いだからだ…信じることができないからだ｣

俺はありのままに話した
すると麗日お茶子は少し考えてから

麗日｢じゃあ!うちのことを信じてみてよ！
最初は名前から！お茶子って呼んでよ!私もAちゃんって呼ぶからさ！｣

俺は麗日お茶子の話を聞くとため息しかでてこなかった

｢人って言うのは簡単に信じちゃいけないぞ…特に俺みたいなやつ｣

そう言うと麗日お茶子はそんなことないよ！と言って手を握ってきた

まぁ人それぞれだと思うけどな疑うつーのも学んだ方がいいな…

そう思うとずっと一人で話している麗日お茶子の肩をつかみ

｢最低限なら話してやっから…ちょっと黙ろうな…？お茶子…？｣

そう言って俺は先に歩きだす

すると背中に突進された…地味にいたいんですけど…

振り向いて叱ろうと思ったら麗日お茶子の笑顔を見て怒る気もうせた

やっぱり俺は押しに弱いな…