第零章 prologue&profile ページ1
0ー1 prologue
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『先生、お客さん。っていうか患者さん。』
ラムネ「お〜。今行く〜。」
『どうぞ、入ってください。』
客「あ、あの……」
ラムネ「今日はどうされました〜?」
人に心がある限り、悩みを抱える者がいる。
ラムネ「ふむふむ。ところでお綺麗ですね、彼氏は?」
客「え、あの……」
クロ「ふざけないでください。」
『蹴り飛ばしますよ〜?』
そこに"怪"が入り込み、身体に奇妙な症状を引き起こす。
"怪病"と呼ばれるその病は、人知れず、だが確かに存在している。
ラムネ「鼻に花の蕾がある…か。」
客「そうなんです…もうずっとマスクをして、生活していて……これ以上は…もう…」
現代医学では治す手立ての見込めないその病に、助手、弟子と共に立ち向かう医者がいた。
その名は
"ラムネ"
風貌は決して医者には見えず、どんな時も自由にふるまい、さらに口まで悪い。
けれど
ラムネ「Aは、物置から紅い瓶、クロは緑の棚の右から五番目の物を持って来てくれ。」
クロ「はい。」
『了解しました〜。』
ひとたび怪病に向き合えば、患者たちが心の底に隠していた悩みの原因を、瞬時に暴いて治療する。
そして、その先には____。
prologue____end
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