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顔を真っ赤にして、涙をほろほろと流しているAちゃんは、
僕の手をひき、部屋の中へ入れた。
『馬鹿、せんぱいの、ばか…。
思い出しちゃったじゃないですか…』
「君の方が、馬鹿だよ。
なんで、僕のこと忘れちゃったの？」
涙が止まらない彼女の頬に垂れた雫を優しく拭った。
君の嗚咽が漏れる静かな室内で、僕は君の言葉を待つ。
『………この前の、最後に悠仁もいた任務で、
悠仁、一回死んじゃったじゃないですか』
「…うん」
『私、戦闘要員じゃないし、戦えないんで、
悠仁が死んだの、聞くことしかできなくて、無力で…』
「………」
『会って一ヶ月しか経ってなかったのに、すごく、悲しくて、
もし、先輩がいなくなったら、って思ったら、しんどくて…』
下を向き、床にポタポタと感情を落としていくAちゃんを、
僕はしっかりと抱きしめた。
「…なにを条件に、記憶から僕を消したの？」
少し黙った後に、彼女は僕の胸に顔を埋め、
消え入りそうな声で、好きになったら、と答えた。
なに、それ。
「君、これまでの事、覚えてる？」
首をフルフルと振り、そっと僕の目を見た。
「………諦めなよ、君には、僕しか居ない」
そう言った後、君の唇に触れた。
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和凛 - 初めてまして、憂太らしい純粋な恋でした。更新頑張ってください！リクエストヤンデレ化棘くん作って欲しいです。 (2022年8月21日 5時) (
レス) @page6 id: aabcab5ba8 (このIDを非表示/違反報告)
ありあ。(プロフ) - 長文失礼しました🙇🏻♀️🙇🏻♀️⤵️ (2022年8月20日 16時) (レス) id: fa0015969e (このIDを非表示/違反報告)
ありあ。(プロフ) - あ"〜〜好きですぅ〜〜〜！純粋な恋！って感じのもいいですけど、こういう重めの感じのも良いですよね〜〜！文5さんマジ愛す…一生着いて行きます！！（）更新等頑張って下さい！無理はしないで下さいね！ (2022年8月20日 16時) (レス) @page6 id: fa0015969e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：文5 | 作成日時：2022年8月19日 5時
