∞ 次 元 が ー る

金髪デビューは 怖いです ページ23

．


「くまさーーん!!!!」



く「あら やだ私ったら笑」


舌を少しだし､ウインクするくまさん


可愛くない! 今はぜんぜんくまさん 可愛くない!


．


横「ヴイッグ…?」


私の頭を指差して くまさんを見るよかーまくん


声が震えてる


．



く「へ? ヴイッグ? なんのこと?

横ちゃん 耳が遠くなったんじゃないの!?


あっ 私ある女優さんメイクしなきゃ!


お邪魔しました〜」



演技してくれてるんだけど

くまさん､ 棒読みだし表情どれも笑顔なんですけど…


．




くまさんが楽屋をでると



横「…くっ」



「く?」



横「黒髪カムビャック〜!!!!」



満面の笑顔のよかーまくんが


私に抱きついてきた


．



「ぐぇっ」


しかもかなり強く抱き締めてきた




横「ヴイッグでよかったわｰ!

ほんとよかった!! これほんまに金髪やったら

俺､ しばらくラッパ吹けやんで!!」



なんと 大袈裟な人なんだ



でもとっても私が金髪になるのが

嫌だと言うことが ものすごい分かりました


．



横「こんな綺麗な黒髪､金髪にしたらあかん!!」



「はいはい笑」



ほんと お父さんみたいだ


こりゃあ一生､髪の毛染めれないね


私は クスリと笑った


．



．



安「なに笑ってるん?」



目の前には 今まで見たことないぐらい､

恐ろしい顔のしょーちゃんが…




安「A…

僕らのこと 騙したんやね」



そして 今まで聞いたことがないくらい､

低い声。


．



「ひぃっ…」



安「仕事終わったら…… な?」



．



．


―いやああああああ



次の日から 私はしょーちゃん達を

騙した罰として ちくわ禁止令をだされました

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