∞ 次 元 が ー る

金髪デビューはしません ページ21

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あれは確か何年も前のこと―…



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『お疲れさまでした〜』


ダンスのレッスンが終わり､


ペットボトルの水を飲んでいると



「栄山って茶髪似合いそうだよなｰ」



同じJr.の男の子に 髪を触られながら

言われたんだ。


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「ほう… 茶髪か」


そういや 今まで染めたことないなｰ

と昔の自分を思い出してみる


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「そうだ､ 俺がいつも通ってる美容院

教えてやろうか?」



「あっ うん 教えっ ?「あかーーーん!!!」




いきなり大声と共によかーまくんが現れた


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「よかーまくん?」


こんな焦ったよかーまくん 初めて見た



横「茶髪ダメ! 茶髪あかん! 黒髪オンリー!」



よかーまくんは

私の肩を掴んで 上下に揺らしてきた


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「なんうぇっ 揺らすうぇっ 酔ってきうえっ」



横「いつかデビューしても

絶対に 染めたらあかんで!!


これ約束なっ 俺とAとの約束!」



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この時､ デビューしたら絶対染めてやる

と心に誓ったのですが…。


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「やめうえっ このうぇっ 感覚うぇっ

久しぶうぇっ 酔ってきうえっ」




安「わｰ!! Aが しんじゃうっ」



丸「…はっ… 寝てた!

えっ 横ちょ何してるん!?

いやぁ! A 金髪!?」



村「何年前のことやったかなぁ

ヨコがな､」



錦「お父さんやん もう!笑」


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いつも以上に騒がしい楽屋


後でスタッフさんに謝ろ…


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ん? 頭に違和感…



「あっ! うぇっ」



やばい､ カツラがズレ…

じゃなくて ヴイッグがズレそうだ!!


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金髪デビューは ダメ理由→←金髪デビュー… はダメ

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