第102話 ページ13
海峡に面したレストランでは、テラス席に客達がわらわらと集まっていた。
柵に寄ってきて、みんな驚いた顔で海を見ている。
客「《こっちに来るぞ!》」
小さな漁船も浮かぶ穏やかな海を、巨大タンカーがマリーナベイに向かって突き進んでいたのだ。
やがてマリーナベイ入口に到達したタンカーは、『マリーナ・バラージ』の堤防を木っ端微塵に打ち砕いた。
タンカーと共に湾内に激しい水流が侵入した、湾岸道路に高い波が押し寄せてくる。
マリーナベイに架かる橋を渡っていた人々は、悲鳴を上げながら一斉に逃げ出した。
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マリーナベイ・サンズの屋上、サンズ・スカイパークでも、タンカーが堤防を破壊したのを目撃した人々が、次々と避難し始めた。
展望台、プール、そしてレストランやバーにいた人達も一斉にエレベーターへ向かう。
店員も店から逃げ出す中、泥酔した小五郎だけがテラス席に突っ伏していた。
すると、テーブルの上に置いていたスマホが鳴った。
蘭からだ。
小五郎は酔っ払いながらも電話に出た。
小「おーい蘭!楽しんでるか〜〜?」
蘭『お父さん!今どこ!?』
小「あ〜ん?」
小「なんだか知らねぇけど、でっかい船も見えるぞ〜」
蘭『ねぇちょっとお父さん!?まさかホテルの上に?もしもし?もしもし?』
ショーが終わったイベントプラザも、逃げ惑う人々でごった返していた。
あちこちで悲鳴や怒鳴り声が響き渡り、混乱に陥っている。
そんな中で小五郎に電話をかけていた蘭は、マリーナベイ・サンズを見上げた。
蘭「まさかホテルに!?もぉ!」
電話を切った蘭はホテルに向かって走り出した。
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美紀 - コナン大好きです最高ですコナンと新一大好きですこの映画大好きですこの映画の主題歌を大好きな三代目の臣君が歌ってたので3回も見ました (2019年7月8日 14時) (レス) id: a31ea93868 (このIDを非表示/違反報告)
如月葵(プロフ) - アニメLOVEさん» リクエストありがとうございます!早速お話を考えてるAnotherストーリーの方に載せます! (2019年6月24日 18時) (レス) id: f641bd2ac0 (このIDを非表示/違反報告)
アニメLOVE - リクエストで釈放されたリシくんと再開させてください!続編楽しみにしています! (2019年6月23日 23時) (レス) id: 539a424d8d (このIDを非表示/違反報告)
くろば - めちゃくちゃ面白かったです!!続編も期待してます!!\(^o^)/ (2019年6月23日 22時) (レス) id: e8f20f4464 (このIDを非表示/違反報告)
如月葵(プロフ) - ゆうみんさん» ラブラブですよね〜羨ましい← 新一は幼児化のせいでなかなか蘭と新一として一緒にいられないですからね〜快斗・夢主カップルに少〜し嫉妬してるかもしれませんね(笑) (2019年6月23日 22時) (レス) id: f641bd2ac0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:如月葵 | 作成日時:2019年6月17日 5時