◇ ページ30
.
JK「やーっと終わったー!!」
『お疲れ様、グギ』
JK「Aもお疲れ♡」
ハイタッチをして大きく息を吹く私たち。
さすが双子、行動はあわせなくても同じみたい。
今も顔を見合わせて笑ったもの。
ふたりで仲良く笑いあっていると、オッパたちの「終わったぞ!」という声も聞こえてきた。
揃って振り向けば、大量に詰まれた服の山。
つけなくなった、もしくはつけられなくなったアクセサリーなども合わせると、
フリマで売ってしまったほうがお得そうなほど。
今までナムオッパは頼りになる優しいアッパという見識だったけれど、
今回の出来事と目の前の光景で、そんなイメージは雪崩れた。
ジニオッパがあのとき、心底ほっとした表情を浮かべた理由が酷くわかる。
グクに続きナムオッパまでもがこれだと、掃除という言葉も投げ出したくなってしまうもの。
家長のユンギオッパも大変だろう。
あらためて、バンタンは仲が良いんだな…とほっこりする。
平和というか、なんというか。
グギがたまに、怖いくらい目を光らせているけれど。
JK「俺こっち片付けるから、Aこれまとめといて」
『了解』
ジーンズで作った雑巾を、太い輪ゴムで止める。
ゴムのギリギリまできっちり引き締めて、そして丁寧においておく。
あとは、ゴミを適当に手でまとめて、ゴミ箱へぽい。
やー、さすが17歳。
大人なのでもう何でもできますな。
RM「何ドヤ顔してんの」
『や、私ももう大人だなって』
SG「馬鹿いえ」
JN「まだまだだよー」
いつもはいじってこないジニオッパでさえ、ユンギオッパにのっかる始末。
助けをナムオッパに求めるも、華麗にスルー。
というか正直こちらを見てすらいなかったです…。
そして確実に私には言えないヤツまで口を揃える。
JK「Aはまだお子様だよ」
『裏切り者』
JN「鮮やかな裏切りだ」
RM「お前同い年だろー」
JK「俺のほうが生まれるのはやかったんです」
『ほぼ同じだから!!』
SG「ほぼ、な」
ぎゃあああああもう!!!!
どうしてユンギオッパまで混ざってくるんですか!!?
双子の兄と、王子様そしてアッパにまで裏切られているのに、
どうしてこの人は傷口に塩を塗りたくるんですか!??
『…むぅ』
何はともあれ。
今日も何事もなく、無事に一日を終えられそうなのでよかったです。
638人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「BTS」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
いま - 兄弟だけどグクと恋愛してほしい!! (2018年9月5日 21時) (レス) id: fbca5055d2 (このIDを非表示/違反報告)
Y汰(プロフ) - かやさん» たしかにテテとの絡みが少ないですよね…。今読み返してみると大変申し訳ないです!! コメントありがとうございます!更新頑張らせていただきますね! (2018年1月8日 14時) (レス) id: b6b8c9b96c (このIDを非表示/違反報告)
Y汰(プロフ) - いちごミルク1010さん» 更新頑張らせていただきます! (2018年1月8日 14時) (レス) id: b6b8c9b96c (このIDを非表示/違反報告)
かや - 更新ふぁいんてぃんっ! (2018年1月8日 13時) (レス) id: 1f993a971f (このIDを非表示/違反報告)
かや - この感じめっちゃ好きです!グクテテとの絡みも増やして欲しいなぁとか思ったり!( 笑 ) (2018年1月8日 13時) (レス) id: 1f993a971f (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:Y汰 | 作者ホームページ:
作成日時:2018年1月4日 19時