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にゃあ、と鳴いたノクス。


始めは本当に歩くだけだった。なんだこんなものか、と思い始めた矢先に早歩きになり やがて駆け足に。


最終的には走っていた。ハクアはふとグラスィドールを見やり、そして若干引いた。


「走っているのに上下の動きがないってどうなんだい?ちょっと気持ち悪いよ」


「ノクスがいるし。レディには優しくしなきゃ」


「僕だって性別的にはレディなのだけれど?」


「冗談でしょ」


「兄さんに言いつけてやる!!」

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作者名:クヴァール&くろのちか x他1人 | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2019年1月26日 23時

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