BROTHERS CONFLICT ♪私の自慢のお姉ちゃん♪

２８話 ページ29

中を開けて見たら、スポーツタオルが二枚入っていた

(人2)「昴くんはバスケをしてるって聞いて…私の亡くなった兄もバスケをしていてね、汗かくからタオルは必需品だったの、だから昴くんにもと思ってね♪」

昴「…ありがとう…ございます」

右京「それではケーキを切りましょうか」

絵麻「はい」

(人2)「わぁ…！絵麻がこれ作ったの？」

絵麻「うん、前にお姉ちゃんに教えてもらったお陰で綺麗に出来たよ！」

(人2)「それは良かったわ♪」

そしてケーキを切り取り分けたが…

椿「あっれ〜ホントに食べないの？」

侑介「…っ食う！」

侑介は凄い勢いでケーキを口一杯に頬張った

侑介「美味い！」

全「あははっ」

そして皆で楽しく誕生日会をやり、絵麻と一緒に部屋に行った

絵麻「楽しかったな」

(人2)「そうね、あんなに騒がしいのは初めてで楽しかったわ」

絵麻「やっぱり、家族って良いねお姉ちゃん」

(人2)「ええ」

絵麻「あれ、ケータイがない」

バロン「リビングに置いてきたか？」

絵麻「そうみたい、取りに行ってくる」

(人2)「私も一緒に行くわ」

絵麻「うん」

そして再びリビングに戻ると…

椿「昴はあの子達のどう思ってるの？」

昴「それは…」

椿「ほーら言えないんじゃん！」

昴「っはっきり言って迷惑なんだよ！」

それを聞いてしまった絵麻と(人2)は固まってしまった

昴「ずっと男だけでやって来たのにアイツらが来てから風呂入るのも気を使うし、トレーニング後も裸で居られないし」

絵麻はそれを聞いて手で口を押さえた
(人2)は絵麻を連れて戻ろうとした時…

昴「顔洗ってくる……あっ！」
(人2)「ごめんなさい！絵麻、ちょっとごめんね」

と言って絵麻を抱き上げエレベーターに乗り部屋に戻った

(人2)「……ちぃ、泣いていいのよ？」

絵麻「っ…お姉ちゃんっ…お姉ちゃんっ！」

(人2)「ちぃ、さっき聞いたことは夢…だから気にしてはダメ…私が側に居てあげる、だから眠りなさい」

優しく絵麻に囁き、歌を歌った

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