BROTHERS CONFLICT ♪私の自慢のお姉ちゃん♪

２５話 ページ26

(人2)「月に一度は家族全員に顔を見せる事…でしょ？わかってるわ」

母「ならいいわ！さぁお茶にしましょう♪」

翔「わぁい！お菓子〜！」

(人2)「あ、それとこれ」

と鞄から袋を取りだし翔に渡した

翔「開けていい？」

(人2)「どうぞ」

翔「わぁ！マフィンだ〜！」

(人2)「作りすぎちゃったからお裾分け」

翔「ありがとうお姉ちゃん！」

(人2)「どういたしまして♪たくさんあるからいっぱい食べていいよ」

母「ありがとう(人2)ちゃん」

(人2)「ううん、それじゃ私はお父様に顔出してくるわ」

翔「ええー！もう行っちゃうの？？」

とうるうるした目で見てきて…

(人2)「うっ……わかったわ、一杯お茶してくわ」

翔「わぁい！やったぁ！！」

母「私も(人2)ちゃんとお茶できて嬉しいわ♪」

(人2)「お母様……私もよ」

と綺麗な微笑みを母に向けた

母「ふふっ やっぱり(人2)ちゃんは私の母の若い頃にそっくりだわ…」

(人2)「そうなの？私１度も顔を見たことないから分からないわ」

母「そりゃあ、まだ(人2)が来る前に亡くなったもの…」

(人2)「…そっか」

そして３人でゆっくりお茶をしたあと、着替えて外に出た

母「それじゃ(人2)ちゃん元気でね、絶対テレビ観るわ」

(人2)「ありがとお母様、翔も元気でね」

翔「うん！」

使用人「お嬢様！お車のご準備が整いました！」

(人2)「ありがとう、それじゃまたね」

母と翔は手を降り、使用人達は会釈をした

(人2)「二人とも元気そうで良かったわ…後はお父様の所ね…ハァ、まだお嬢様の方がましだわ」

そんなことを呟きながら会社に着き、駐車場に車を置いて中に入ると…









男社員「姫！どうなされました！」

(人2)「お父様に挨拶に来ました、お父様は社長室かしら？」

女社員「それでしたら私がご案内します！姫様！」

(人2)「それじゃお願いするわ」

『見ろよあれ、姫が来てるぜ』
『やっぱ綺麗で可愛いよなぁ』
『姫様、今日も凛々しいですわ〜』

その小声のした方を向き少し微笑み手を降ると…

(人2)「ふふっ ﾆｺｯ」

バキュンッ

『ああっ姫様ぁ〜』

回りに居る社員全員の心を打ちぬいた
そしてエレベーターに乗り部屋に案内された

女社員「姫様、此方にてお待ちください」

(人2)「ありがとう ﾆｺｯ」

女社員「っはい！何かありましたらお呼びください！」

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