BROTHERS CONFLICT ♪私の自慢のお姉ちゃん♪

２１話 ページ22

椿「梓〜何を見たんだろうね〜妹ちゃん」

梓「う〜んそうだね、でもあの子が赤くなるようなものを見たのは確かだね」

椿「ついた、祈織〜入るぞ」

梓「こら椿、勝手に入っちゃダメだよ」

椿「固いこと言わなーい、そんじゃお邪魔しまーす………えっ」

梓「あー……寝てるね…」

椿「そこじゃねぇだろ！？祈織ズリィ！起きろ！」

祈織「ぅ…おはよう椿兄さん、梓兄さん」

梓「おはよう祈織」

と呑気に挨拶していると椿は…

椿「祈織！なんで(人2)ちゃんと抱き合って寝てるのさ！？」

祈織「あぁ、それは話せば長くなる」

梓「とりあえず朝御飯で来たから」

祈織「うん、(人2)さん起きてください」

(人2)「うぅん……ん、あ、ごめんなさい！私あのまま！」

祈織「大丈夫だよ、おはよう(人2)さん」

(人2)「おはよう……／／／」

男の人の前で泣いたことが恥ずかしくなり顔を赤くした

梓「僕たち、今空気かな？」

(人2)「ぁ、ごめんね、おはよう梓、椿」

梓「おはよう、朝御飯で来たから行こうか」

(人2)「ええ」

すると椿はいきなり後ろから抱きついてきた

(人2)「きゃっ！」

椿「(人2)ちゃーん！なんで祈織と一緒に寝てんだよー」

(人2)「あ、えっとそれは……！」

椿「いってぇー！！」

梓は困ってる(人2)を見かねて椿を殴った

梓「はいはい話は後、みんな待ってるよ」

(人2)「ありがとう梓、行きましょうか」

祈織「うん」

椿「待って！置いてかないで〜」

そして四人はエレベーターに乗り５階に行った


右京「ぁ、おはようございます、珍しいですね祈織が寝坊なんて」

祈織「いやそんなことないよ」

椿「つーか聞いてよ〜！祈織ってば(人2)ちゃんと抱き合って寝てたんだよ〜！」

全員「えっ！？」

(人2)「あ、それには深いわけが…！」

と誤解を解こうとしてると絵麻が

絵麻「お姉ちゃん…目が真っ赤だよ」

(人2)「っ！ごめんなさい！洗面所ってどこですか！？」

右京「そこをまっすぐ行った所です」

(人2)は早足で洗面所に向かった
祈織は心配になり少し遅れて後を追おうとしたが立ち止まり…

祈織「要兄さん、女性を泣かすのは良くないんじゃない？…それに(人2)さんは僕と同じ、いやそれ以上の悲しみと苦しみを知ってるよ」
要「！？…祈織、それはどういう…」

そう言って後を追った

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