嘘だと言ってくれ【YG】2

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「ご馳走さま」


YG「おそまつさん、食器は」


「俺やるから、ユンギは休んでて」


YG「サンキュ」


食器を片して、それぞれ風呂に入る



YG「お前今日作った曲、何曲？」


「6かな」


YG「聞く」


「おう」


俺らは大体自分らの作った曲は聞き合う

中学からずっとそうだ



リビングのソファでイヤホンを片方ずつつけて聞く


ユンギは目をつぶって足でリズムを刻む


うん、いい反応



YG「これ、高一ん時の」


「そそ、テスト終わったあとの帰りに思いついて適当に歌ってたやつ、よく覚えてんな」


YG「まあな」


6曲分聞き終わると、ユンギは頷いた



YG「いんじゃね」


「ありがと」



ユンギの最大級の褒め言葉



俺はそう思ってるから、聞こえは普通でも嬉しい


YG「じゃあ、寝るか」


「うん、おやすみ」



イヤホンを結んで、スマホの電源と目覚ましを確認して部屋に戻る



YG「A」


「ん？」


YG「明日」


「送ってくよ」


YG「...サンキュ」



部屋に入ってそのままベッドに突っ伏した


んー、なんか寝心地悪い…









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