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TH「ねぇ、ユンギヒョン…なんでAヌナと付き合ってるの?」
「はぁ?…なんでって、んなの好きだからに決まってんだろ…?」
TH「じゃあさ、…好きってどんな感じ?」
「はぁ?…お前、何言ってんの!?」
テヒョナは整った顔をしている
人の懐に入るのが上手い
ときどきおかしなことを言うが、それがまたイイという女もいる
とにかくモテる
TH「…俺、好きって気持ち、イマイチ分かんないんだよねぇ…」
「はぁ?…お前、女と付き合ったことねぇの?」
TH「いや、あるよ…20人くらい?」
当たり前かのように言い放つテヒョナをコツいてやった…
「…お前、それで好きとか分かんねぇって…ただのクズだぞ?」
TH「はぁ〜、なんで?…だって付き合ってっていうから付き合っただけだもんっ。付き合ってみたら分かるかなぁとも思ったけど、いくら考えても分かんないの!…だからユンギヒョンに聞いてるのにぃ〜…ぶつことないじゃんっ」
「…あのなぁ、んなもん考えるもんじゃねぇーんだよ、感じるもんなんだって」
TH「…カンジル?」
「気付いたらそいつのことしか頭ん中なくって、ずっと一緒にいたいって…誰にも渡したくない…って、、」
TH「じゃあ、…そんなふうにいつもAヌナのこと想ってるんだ(笑)」
……。
真面目に答えた俺がアホだと思った
それからテヒョナは少し変わった
近寄る女を寄せつけなくなった
冷たい態度を取るわけじゃなく、慎重になったみたいだった…
それでも好きという気持ちが分からないとよく嘆いていた
…もったいない
可哀想なヤツだとも思った
……
……
……
そんなテヒョナが初めて本気で
人を好きになった…
でも、俺は
応援なんてできない
TH「…譲ってなんて言わないっ、だって、…Aちゃんは絶対にユンギヒョンを選ぶことはないから…だから、諦めて?」
「…話って、…それだけか?」
TH「…う、うん…」
「…そうか、…テヒョナ、」
TH「…ん?」
「…好きって気持ちはなぁ…、誰にも止められねぇんだよ…たとえ、自分でもな…」
ポカーンとしたテヒョナをひとり残し
部屋を出た…
Aちゃんは絶対にユンギヒョンを選ぶことはない
…テヒョナは全てを知っている
テヒョナの発言がそれを物語っていた
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A - 見るの遅くなったぁぁぁぁぁあぁぁ(うるさい)ユンギ...良かったな(いや何様)めっちゃ感動しました。最高!! (2018年4月17日 19時) (レス) id: 55b9aadcae (このIDを非表示/違反報告)
ままさん。(プロフ) - あがしおんさん» スッキリなさって良かったです(笑)今後いくつお話を追加する予定でいますが、睡眠の妨げにならぬよう幸せオーラ漂う感じにしたいと思っておりますのでご安心を(^-^) (2018年4月16日 19時) (レス) id: 50153dd64f (このIDを非表示/違反報告)
exoラブarmy - 本当ですか!?すっごく嬉しいです!頑張ってください!こちらこそよろしくお願いします! (2018年4月16日 19時) (レス) id: 6e0b42b08b (このIDを非表示/違反報告)
あがしおん(プロフ) - ラスト、スッキリしました!ありがとうございます!これでゆっくり眠れます。 (2018年4月16日 18時) (レス) id: 9bc25ee9d8 (このIDを非表示/違反報告)
ままさん。(プロフ) - exoラブarmyさん» 全部読んでくれたんですか!?ありがとうございます!そこまで感動していただいたからには、是非続編を書かせていただきます!近いうちに追加しますので、また宜しくお願いします(≧∇≦)/ (2018年4月16日 16時) (レス) id: 50153dd64f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ままさん。 | 作成日時:2018年3月30日 14時