▽74 久しぶり ページ26
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テレビ朝日に着き、車で送ってくれたお母さんに行ってきますと伝え、雄登が教えてくれた楽屋へと向かった。
ｺﾝｺﾝ
『失礼しま…』
浮｢A…！！！！！！｣
『わっ…』
扉を開いた瞬間、しっぽをブンブン振った大型犬みたいな飛貴が抱きついてきた。
『ちょっと、離れて…』
浮｢あーーーーAーーーー会いたかったぁ、、、｣
ぎゅうっとこのまま潰されてしまうんじゃないかと思うくらい抱きしめられ、本気で苦しいと思ったけれど、そんなことを言われたらどうでも良くなるくらい嬉しくなって。
『……ごめんね』
浮｢ほんとだよもう……なんで連絡してくれなかったの｣
そっと引き離し、口を尖らせてそう聞いてきた。
『…ごめん……』
藤｢まぁまぁ、でも久しぶりに会えて良かったよ｣
龍｢寂しかったんだから……｣
優しく迎えてくれた直樹と、飛貴みたいにむぅっとした顔でいじけてる龍我。
何も変わっていなくてほっとする。
岩｢金指も寂しそうだったよ｣
『え…？』
すると一世が正面から控えめに抱きついてきた。
『ちょっ……何この可愛い子………』
岩｢ははっ、いつものAだわ笑｣
呆れた様子で私を見て笑う大昇。
大昇の言うことなんて気にせず、一世の頭をよしよしと撫でてあげていたら、それまでずっと私たちの様子を見ていた雄登が口を開いた。
那｢ブラコンじゃん笑｣
『な、そんな言い方しなくても…！』
電話越しに聞いた声はいつもと違って優しかったのに、実際会うと優しさなんて全然なくて、むしろ生意気。
『こんな子に育てた覚えはない……』
那｢何？｣
『なんでもないですー』
でも、この距離感が好きだったりする。
久しぶりにこの6人に会えて気づいたことがある。
それは、この6人のことが大好きで、7人でいる時の空間が大好きだっていうこと。
犬みたいにきゃんきゃん騒いでる飛貴と龍我がいて、
1人でボケ倒しつつ私をいじってくる大昇がいて、
冷静でいつつも突然とんでもないボケをかましてくる雄登がいて、
みんなに可愛がられながらどんどん成長していく一世がいて、
そんなみんなを優しく見守っている直樹がいて……。
私にはこの6人が必要なんだ。
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38(プロフ) - なすがーるさん» ありがとうございます！嬉しいです…！楽しんで頂けるよう頑張ります！ (2019年12月23日 22時) (
レス) id: 91facfc0ab (このIDを非表示/違反報告)
なすがーる(プロフ) - めっちゃキュンキュンしました！！！引き続き更新待ってますので、主様のペースで頑張ってください！応援してます！！！ (2019年12月22日 18時) (レス) id: 85e9568f99 (このIDを非表示/違反報告)
38(プロフ) - 美紀さん» ありがとうございます！引き続きよろしくお願いします (2019年10月23日 21時) (レス) id: 91facfc0ab (このIDを非表示/違反報告)
美紀 - 移行おめでとです気温の変化が激しいので気を付けて更新大変だと思いますが頑張ってくださいね応援してます (2019年10月23日 15時) (レス) id: a31ea93868 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：38 | 作成日時：2019年10月20日 23時
