No.46 ページ46
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何も考えたくないとはいっても、そんなわけにもいかないので、私は頭を整理するためにも彼らの考えをまとめた。
A「つまり………私は、誰かを錬成し、真理の扉を見たことで、錬成陣なしに錬金術を使えるようになった。だけど、その真理の扉の代償として、記憶を失った。そういうことですか？」
ｱﾙ「可能性としては高い…かな…。」
ｴﾄﾞ「というか、お前、真理の扉を見る以前の記憶は一切ないのか？」
A「いや…なんというか……」
ﾏｽﾀﾝｸﾞ「Aという名前は本当の名か？それとも、新しくつけたのかね？」
A「いや…自分がAだってことは自然とわかって…」
ﾏｽﾀﾝｸﾞ「なるほど。」
ｴﾄﾞ「結局、お前、何を覚えてて何を覚えてないんだ？ラストネームは？生まれた場所は？」
間髪入れずに質問を繰り返すエドワードくんに戸惑う私をかばうようにアルフォンスくんが言った。
ｱﾙ「ちょっと兄さん！そんなに質問攻めにしたらだめだよ！さっきも一部の記憶がないって言ってただろ？」
ｴﾄﾞ「だーかーらー、それをハッキリさせてーんだろ！？」
ｱﾙ「だからこそ彼女がわかることをまず黙ってすべて聞くべきだ！ただでさえ、彼女は不安なはずだ。僕らだって、いつ元に戻るかわからない身体で不安だろ！失っているものは違えど、失った気持ちはわかるじゃないか！」
アルフォンスくんの言葉に、私の重く沈んでいた気持ちがいくらか軽くなった気がした。
ｴﾄﾞ「……わかってるよ。悪かった。正直、お前の事情を知るまで、お前が元に戻る手がかりを何か知っているんじゃないかって期待してたんだ。ただの八つ当たりだ。…ごめん。」
素直に謝罪を述べたエドワードくんに、私は内心驚きながらも、彼の心情を知った私も謝った。
A「い、いえ…こちらこそ役に立てなくて…ごめんなさい…」
ｴﾄﾞ「お前が謝る必要はねーよ。」
ﾏｽﾀﾝｸﾞ「いや、大人である私が君の気持ちを汲んであげられなくてすまなかった。ゆっくりでいい。君がわかることをすべて話してくれるかね？」
私はマスタングさんの言葉に頷き、目覚めてから今まででわかったことを整理しながらゆっくりと話した。
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るるるs - 鋼の錬金術師AFじゃなくてFAですよ。 (2022年7月27日 0時) (
レス) id: 7f6b75982b (このIDを非表示/違反報告)
篠懸 菖蒲(プロフ) - ポケットの案内人さん» ポケットの案内人さん コメントありがとうございます！そう言っていただけて私もすごく嬉しいです(><)更新頑張りますのでよろしくお願いします！ (2020年8月16日 8時) (レス) id: 21fdeed85c (このIDを非表示/違反報告)
ポケットの案内人(プロフ) - 私、ハガレン大好きなんですよ！夢小説書けないのに夢主勝手に想像したり、そしたらこの小説があったのでメッチャ嬉しいです！頑張ってください！ (2020年8月15日 23時) (レス) id: 4ccf657d3b (このIDを非表示/違反報告)
篠懸 菖蒲(プロフ) - みーこさん» みーこさん ありがとうございます！そのように言っていただけて嬉しいです！更新頑張ります(><) (2020年6月23日 10時) (レス) id: 21fdeed85c (このIDを非表示/違反報告)
みーこ(プロフ) - 面白かったです！更新頑張ってくださいね！ (2020年6月23日 10時) (レス) id: 19c92306d7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：菖蒲-アヤメ- | 作成日時：2020年6月12日 23時
