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ページ21

「そこに気が向く!」
「そしてすかさず攻撃をする!」

正解だ。

「私が指弾術で物音出すから、他の事はお願いできるかな?」
「よし、俺が出て撹乱する。ゴンは攻撃を仕掛けてくれるか?」
「攻撃は石つぶてがいいかな?」
ゴンの問いにアズミとキルアは考える。

「うん。石つぶてで怯んだすきに」
「オレが押さえてゲームクリアだ」

こうして3人は岩に隠れながら近づいて行った。ひとり興奮したビスケは3人の様子に感心する。

(よし。相手は気づいていない)

アズミは小石を放った。

カツン

「!!」

その隙にキルアがビノールトとの距離を詰める。

「後ろか!!」

だがもう遅い。キルアが上に避けた瞬間、

「!?」

その死角からゴンが目の前の岩を粉砕し彼に石つぶてを食らわせた。

「くっ!」

当然倒れる。そこに跨ったのはキルアだ。

「ゲームオーバーだぜ、おっさん」
「だめだ!!!キルア!!!」

待ったを掛けたゴンにアズミとキルアは驚いた。

「まだまだ時間はある!一対一であいつを圧倒出来るようになるまで続けようよ!」

今やめるの勿体ないよ!と笑うゴンに開いた口が塞がらない。ビノールトからすればゴンの行動はバカだ。

「今度はこっちから攻めてやる!ミンチにしてやるぜ!!」

ビノールトが言うが…

「うん。でも明日からにしようよ。おじさんも体を休めた方がいい。大分動きが鈍くなってるよ」

確かに今のビノールトに勝っても嬉しくない。調子のいい状態で1対1で勝たないと意味がなかった。キルアとアズミも納得してくれた。



10日がすぎる。初日、寝ている時にビノールトから狙われたが3人はすぐに起きたので、バカな行動は起こさなくなった。日が経つにつれ、キルアとアズミが一人ずつ調子のいいビノールトを倒す。そしてゴンも彼の腹部に拳をぶつけることに成功。ゴンは本気で殴っていない。その優しさを感じたビノールトは「……もういい。オレに勝ち目はない。殺せ……!」と言う。しかしゴンの答えは…

「ビノールトさんありがとう!おかげでオレ達すごく上達しました!!」

ビノールトへの感謝だった。ビノールトは震える声でグリードアイランドを出たら自首する、と顔を上げた。

「…それで見逃してくれるか?」

ビスケは「……行きなさい」と言ってくれた。こうしてビノールトは去っていき、3人は合格した

突貫工事!!→←〇



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ゆずぽんず(プロフ) - AYAAYAさん» やったー!!愛しのむいくんだー!!AYAAYA有り難う御座いますぅー!! (2020年6月21日 10時) (レス) id: 0c01c07142 (このIDを非表示/違反報告)
AYAAYA(プロフ) - 由亜さん» 由亜さん!お望み通り出しました!! (2020年6月20日 15時) (レス) id: df90ade64c (このIDを非表示/違反報告)
AYAAYA(プロフ) - 由亜さん» フフフフフフ( ̄▽ ̄) (2020年6月6日 14時) (レス) id: df90ade64c (このIDを非表示/違反報告)
由亜(プロフ) - めっちゃめちゃ面白いです!HUNTER×HUNTERも鬼滅も大好きなんですぐ読み進めてしまいました〜!このとき、鬼滅の世界戦って、どうなってるんでしょう?他の鬼滅キャラも出てきたらなお良いですね〜!! (2020年6月5日 22時) (レス) id: 649b5b4eec (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:AYAAYA | 作成日時:2020年5月29日 11時

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