〇 ページ16
3人の様子に少女はイライラしていた。3人は原石。磨けば磨く程美しい宝石になれるのだ。歯がゆいのか少女は3人を追いかけた。
「お」
「今度は手強そうだね」
「鎧が相手なら隙間を狙った方が良いね」
次の相手は鎧の騎士。3人がどうやって倒そうかを考えていると
「凝!!!」
「「「!!」」」
先ほどまでのか弱い様子を取り払い、少女は本来の様子で話す。
「凝だよ!!出来るの!?出来ないの!?」
3人が凝で鎧の騎士を見ると、オーラがどこか別の場所へ伸びているのが分かった。
「見えただろ?その騎士は傀儡でいくら攻撃しても効かないよ」
こうしたらかなり簡単だ。アズミとキルアは騎士の気を引く。その隙にゴンはダッシュする。陰になっているオーラの先。その先には小さなネズミがいた。ネズミはビクッ!と体を震わせると気絶してカード化したのだった。
「カードゲット!」
女の子が崖の上からストンと降り立つ。
「何で言われるまでやらなかったの?ずっと見てたけど1度も使ってないよね?」
「いや……まぁ…な」
「うん」
「基本的にやらないから」
「忘れてたわけね」
少女は人差し指を出す。一体どういうことだ。
「何ボサっとしてんだよ凝!!!!」
慌ててみると数字の1が出た。
「いいこと?これからは私が指を1本立てたらすかさず凝!!そして何が見えたか大声で言うこと!!それ以外にも何か怪しい雰囲気を感じたら凝!!いいね!?」
教え方がかなり的確だった。
「これからは私がコーチしてやるからね、特別にタダでいいよ。その代わりビシビシ鍛えるからそのつもりでね!」
コーチする。その言葉にキルアが「寝呆けんなよ」と言った時、彼女は指を出した。
(凝)
アズミはすぐに凝をする。見えたのは数字の5だ。
「「数字の5!!」」
ゴンとアズミが言うと彼女は正解と言う。そして遅れたキルアに「お前、腕立て200回」と言った。
「ああ!?ふざけんな誰がっぶへっ!!」
「「わーーー!?!?」」
遠くへブッ飛ばされた。的確な指示。キルアをぶっ飛ばすほどの実力。本当に何者なのか
106人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ゆずぽんず(プロフ) - AYAAYAさん» やったー!!愛しのむいくんだー!!AYAAYA有り難う御座いますぅー!! (2020年6月21日 10時) (レス) id: 0c01c07142 (このIDを非表示/違反報告)
AYAAYA(プロフ) - 由亜さん» 由亜さん!お望み通り出しました!! (2020年6月20日 15時) (レス) id: df90ade64c (このIDを非表示/違反報告)
AYAAYA(プロフ) - 由亜さん» フフフフフフ( ̄▽ ̄) (2020年6月6日 14時) (レス) id: df90ade64c (このIDを非表示/違反報告)
由亜(プロフ) - めっちゃめちゃ面白いです!HUNTER×HUNTERも鬼滅も大好きなんですぐ読み進めてしまいました〜!このとき、鬼滅の世界戦って、どうなってるんでしょう?他の鬼滅キャラも出てきたらなお良いですね〜!! (2020年6月5日 22時) (レス) id: 649b5b4eec (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:AYAAYA | 作成日時:2020年5月29日 11時