【第八話】「作曲家は辛いよ」和優里 ページ9
は〜〜〜〜と溜息をつく
だってこのところ暇なんだもん
「どうしたの?優里」
ああ、私の天使が呼んでるよ。
いつ見ても君は美しいね。マリー、その美しい金髪も神から授かったものにしか思えない
「何言ってるのよ。まったく優里は…昔っから変わらないわね。…いいじゃない、優里のその茶髪も。昔とは違って新鮮だわ」
でも…とマリーは声を濁らせた
「今日はヘンなこと、言わないのね」
そのことか、ただ気分が乗らないだけなのに
…ただ、かっこつけたいだけなのに…!
「ううっ!…ねえマリー、ギューして。」
「いやだわ、またヘンなことするでしょ。」
鋭い…どさくさに紛れてこちょこちょとかそれよりちょっと上なことしようと思ったのに
「やっぱりだわ、顔で分かるのよ優里は。」
やっぱり私にシリアスは無理か〜
実をいうと私の周りには男がいる、今もそう、二人がコッチをガン見してくるのだ
「悠真さん、僕らばれましたよ…どうするんです?」
「大丈夫だ、先生はああ見えて温厚だ。それに俺の師匠………………になるはずだった人だし」
しゅー君はいいとしよう…
でもゆーま君!温厚でもストーカーされるの困るよ!そこんとこ分かってるの?!
ギリギリと歯ぎしりする私
それに気付いたのかマリーはしゅー君とゆーま君の方を見る
「優里…愛されてるのね」
マリーがジト目で言う
でも、
「愛されなくていいからァァァァァァァァァ!!」
この声がクラス中に響いた
もしかしたら九十九学校全体にまで届いたかもしれない、そんな大きな声だった
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シリアス気味でしたね〜…
まあ最後はギャグ調で終われたからいいかな?
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くっきー(プロフ) - 音楽家と聞いて来ましたぁ!(音楽家大好きなのです) (2018年11月29日 17時) (レス) id: 1ae5ed5092 (このIDを非表示/違反報告)
成代遒 - 詠璃−エイル−さん» すみません!今作りますね…! (2017年12月6日 22時) (レス) id: eb873f1f0d (このIDを非表示/違反報告)
詠璃−エイル−(プロフ) - あっお話がいっぱいで書けませんでした…!! (2017年12月6日 19時) (レス) id: 6ecde06555 (このIDを非表示/違反報告)
詠璃−エイル−(プロフ) - 更新します! (2017年12月6日 19時) (レス) id: 6ecde06555 (このIDを非表示/違反報告)
雪少女 - 終わりましたー (2017年12月6日 19時) (レス) id: 8cbbc17253 (このIDを非表示/違反報告)
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