【第十四話】「3年1組」丘島ひかり ページ15
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出席番号7、早く、そして
良い番号。前の番号6番の人が終わると
「次、丘島さん、お願い」
先生の凛とした声が教室を通る。
それと同時に
__ザザッ
勢い良く椅子を引く音、少女の溌剌とした声が教室一杯に響く。
「丘島ひかりです!風紀委員の委員長...と言いたい所なんだけど副委員長、部活は陸上部!
好きな物はチョコレート!よってバレンタインも好きです!よろしく!
あと補足、私こんなんだけど、人見知りだから。」
【人見知り】というキーワードを聞いた、主に
光、健、拳斗が少し笑みを浮かべ、此方を向く。
「ひかり、人見知りじゃねぇだろ」
明らかに笑いをこらえて、口角が上がっている拳斗に
「ひかちゃん、人見知りなの?」
疑問を持ちつつ微笑む光に
「ひかりが人見知りだったら、俺も人見知りだな」
小馬鹿にしたような笑みを向ける健生。
「お前ら、絶対馬鹿にしてんだろおいコラ。」
続く言葉を言おうとしたその時。
先生が言葉を発する。
「丘島さん、着席ね」
声は笑っていて優しいいつもの声だが
顔が、とても笑っているとは言い難い。
「うっす、サーセン」
大人しく着席し、また自己紹介を聞いていく。
3年1組の教室は賑やかだ。
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Please文才、どこかおかしい所あるかも...
使わしていただいたキャラ。↓
炎凛 拳斗くん ☆ゆきんこ☆さん宅
月宮 光ちゃん まっちゃさん宅
津島 健生くん 成代遒さん宅
以上、ちょこれ〜と厨。からでした。
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【第十五話】「自由に。」恋狼亜志→←【第十三話】「自己紹介=事故紹介」津島健生
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