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紫耀side
岸「…過呼吸起こしてる？」
紫『えっ！』
岸くんのその言葉を聞いた瞬間、俺の体は勝手にそっちへ向かっていた。
大丈夫かな…！？
実は、俺も過呼吸になった事があって。
それがどれだけ苦しいか知ってる。
もう死ぬんじゃないかってくらい息が吸えない。
吸おうと思っても息を吐くことしか出来ないんだよね…
紫『大丈夫ですかー！？』
見えてなくても、声だけでも届いたらと大声を張り上げる。
けど…
あの人は俺の声に気づいているようには見えなかった。
やばい、
間に合わなかったらやばい、、！
紫『ハッ、ハッ。………………あっ！』
初めはうずくまっていたその体がついに横へ倒れていく。
紫『っ、大丈夫ですかぁぁー！！！！』
過呼吸のまま、意識を飛ばさせる訳にはいかない。
せめて飛ばすなら呼吸が正常になってから！
紫『はぁ、はぁ、』
走っていた距離は短いけど、その時間は異常に長く思えた。
とりあえずカバンからハンカチを取り出してその人の顔の方へ回る。
紫『あのっ、これ当てたら少しはマシに………え？』
んん？
ちょっと待てよ。
このほんのりカールしたフワフワな髪型。
色黒な肌。
特濃ソースみたいに濃くて、可愛い顔。
これ…
この人…
紫『海人！！』
海人だ。
この子は海人だ！
紫『っ、海人！大丈夫？』
海「ｯ、ﾊｧﾊｧﾊｧﾊｧﾊｧ、」
海人はまだ俺だと気づいていないみたいだった。
紫『とっ、とりあえずゆっくり息してみよ？な？』
少しでもこの状態を治さないと…！
そう思って、俺もゆっくり声を掛けるけど
海「ﾊｯﾊｯﾊｯﾊﾂ、ッ、く、るし……ﾊｯﾊｯﾊｯｯ」
症状は良くなるどころか悪化していく。
えっと、、！
まずは俺だって分かった方が良いのかな、
うん、多分それがいい。
紫『海人？俺、紫耀だよ！平野紫耀！』
海「ﾊｯﾊｯﾊｯﾊｯﾊｧｯ、しょ…っ、ﾊｧｯﾊｯ」
紫『うん、紫耀。分かる？』
そう聞くと、海人は苦しそうにしながらもやっとの事で頷いた。
よし。
ひとまず俺だって認識したかな。
紫『海人？息吐こっか。俺のマネしてみて？
スーー、ハーーー』
自分が過呼吸になった時を思い出しながら、思いついた事をどんどん言っていく。
海「ﾊｯﾊｯﾊｯﾊｯ、…ﾊｧﾊｧｯｯ、やっ…！っ、ﾊｯﾊｯ」
けど、
海人の声はどんどん
か細くなっていった。
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てぃあらぁ - じゃんじゃん！って書いてあるんで、たくさんリクエストしたいんですけど…いいですか？高橋海人くんでぎっくり腰と熱中症お願いしたいです。平野紫耀くんで胃腸炎。永瀬廉くんで熱中症お願いできますか？King看病多めがいいです。たくさんすみません（汗） (2023年4月9日 19時) (
レス) id: 4cc9f76583 (このIDを非表示/違反報告)
海人くん推し - 面白かったです！リクエストなんですけど、高橋海人くんで高所恐怖症と乗り物酔いお願いしたいです。 (2023年4月9日 19時) (レス) id: 4cc9f76583 (このIDを非表示/違反報告)
ふぅ(プロフ) - 0409さん» ありがとうございます！ (2021年12月15日 0時) (レス) id: 5cd7679cfa (このIDを非表示/違反報告)
0409 - はじめまして。 ずっと更新楽しみに待っています！ (2021年1月24日 22時) (レス) id: 5afeb3236c (このIDを非表示/違反報告)
ふぅ(プロフ) - るいさん» ありがとうございます。体調に気を遣いつつ頑張ります！ (2021年1月10日 2時) (レス) id: 435a42a608 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ふぅ | 作成日時：2020年5月22日 16時
