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神宮寺side
紫「よしよし、しんどいなぁ…」
廉「だいじょぶ…」
紫「もー、大丈夫じゃないでしょ？
こういう時は甘えていいの」
廉「ん…。し、しょお…？」
紫「なーに？」
廉「て、」
紫「ふふっ、はい。にぎにぎ」
…。
これ、いつ入ろう…笑
廉が熱だしたって聞いて、体温計やらなんやら廉の部屋に持ってきたんだけど…
入ろうとしたらこんな会話が繰り返されてんのね、笑
まったくもう
しょうれんしちゃってさ
ガチャ
神『入りまーす』
紫「あ、じん！」
神『体温計とか持ってきたんだけどどうしたらいい？』
紫「じゃあこっちにお願い。色々ありがとう」
神『んーん。どう？結構しんどそう？』
そう尋ねると、紫耀は困ったような顔をする
紫「うん。けっこう熱も高そうだし…」
そう言って、よしよしと廉の頭を撫でる紫耀
廉もいつもは髪の毛に触れると怒るのに、今はされるがまま
やっぱそれだけ弱ってんのかなぁ…
紫「れーん、熱測るよ？」
廉「うん…」
紫耀は寝たままの廉の脇に器用に体温計を挟む
神『わ、熱々じゃん』
軽く廉のおでこに手を当てると、高い温度が伝わってきた
紫「ね。ちょっと疲れが溜まってたのかなぁ」
紫耀が廉を見る目は優しくて、まるで弟を看病してるみたい
ピピピピッ
やがて体温計が鳴った
神『何度？』
そう聞くと、紫耀は黙って体温計のディスプレイを向ける
表示された数字は37.8度
紫耀は多分、数字を聞いて廉がもっとしんどくならないように口に出さなかったんだろう
俺も言わないのが正解だと思う
ふと廉の枕らへんを見ると、氷枕が敷かれていた
ちょっとそれに触れてるともうぬるくなっていて
神『俺、氷まくら交換してこようか？』
丁度冷えピタを貼っていた紫耀に聞く
紫「ありがとう！俺もぬるいなって思ってたんだよね」
変えようと思ってもさ…と自分の服を廉がギュッと握ってるのを見せてくる紫耀
神『ラブラブじゃん笑』
紫「そう！俺らラブラブだもんねー？」
と、紫耀が聞くと廉はツンとそっぽを向いた
だけどそんな中でも紫耀の洋服は離さない
見えちゃったなぁ、こっそり廉がニヤけてるの
ツンデレのツンを突き通し続けるのも時間の問題かもね
神『じゃあ俺行ってくるね』
紫「うん。よろしく」
ガチャ
ドアを閉めて、一階へと向かう
そろそろ岸くん特製のお粥もできる頃だろうし、次に上がる時はそれも一緒に持って行こう
そんな事を考えながら俺は階段を降りた
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てぃあらぁ - じゃんじゃん！って書いてあるんで、たくさんリクエストしたいんですけど…いいですか？高橋海人くんでぎっくり腰と熱中症お願いしたいです。平野紫耀くんで胃腸炎。永瀬廉くんで熱中症お願いできますか？King看病多めがいいです。たくさんすみません（汗） (2023年4月9日 19時) (
レス) id: 4cc9f76583 (このIDを非表示/違反報告)
海人くん推し - 面白かったです！リクエストなんですけど、高橋海人くんで高所恐怖症と乗り物酔いお願いしたいです。 (2023年4月9日 19時) (レス) id: 4cc9f76583 (このIDを非表示/違反報告)
ふぅ(プロフ) - 0409さん» ありがとうございます！ (2021年12月15日 0時) (レス) id: 5cd7679cfa (このIDを非表示/違反報告)
0409 - はじめまして。 ずっと更新楽しみに待っています！ (2021年1月24日 22時) (レス) id: 5afeb3236c (このIDを非表示/違反報告)
ふぅ(プロフ) - るいさん» ありがとうございます。体調に気を遣いつつ頑張ります！ (2021年1月10日 2時) (レス) id: 435a42a608 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ふぅ | 作成日時：2020年5月22日 16時
