あわてんぼうの...？ ページ37
談話室の扉が閉まると、リーはジョージとアンジェリーナと共に、その向こうで何が行われているか想像した。
「俺はAが『フレッドに愛を囁く今日のノルマが達成できなかったから来ちゃった！』に１シックル」とジョージ。
「何言ってるんだジョージ。
『クリスマス、一緒に過ごさない？私、貴方の家に泊まりたいわ...』に決まってんだろ。俺は２シックルかける』とリー。
「アンタ達夢見すぎでしょ...
私はAがお互いの住所を交換し合うに５シックルね」とアンジェリーナが言った。
3人がそれぞれ言い終わった後、フレッドは戻ってきた。
手に何やら紙を握りしめている。
これは...！とアンジェリーナが勝ちを確信したように拳に力を込めた。
「住所、無理やり書かされた...」
フレッドは今にも死にそうな顔でそう言った。
しかしアンジェリーナは賭けに勝ったわ！とフレッドそっちのけで喜び、また他2人もクソゥ...と悔しそうにした。
「で、で？Aはどこに住んでるの？」
「え？いや、分かんない」
「...はい？」
アンジェリーナはあんぐりと口を開けた。
分からない？何故、今交換しあったんじゃないの？
「だから言ったろ、"書かされた"って。
アイツ、俺に聞くだけ聞いといて、自分の住所は言わなかったんだ。『毎日手紙を送るわ____ラブソングと一緒にね！きっと覚えてね。休暇明けに一緒にデュエットするのを心待ちにしているから！愛してるわよフレッド！！んーまっ！』って最後に投げキッスして去ってったんだぜ！？ありえねぇ！」
フレッドは無駄にうまいAのモノマネをして
3人の前でイライラを露わにしていた。
さっむ！と言いながら腕をさすっている。
「アンジェリーナ...賭けには負けたみたいだぜ」
「...まさかあの子が自分の住所を言わないなんて思わないじゃない...」
アンジェリーナは肩を落とした。
「なぁフレッド、書かなくて良いのか？住所」
「は？なんで」
「だってお前、"ありえねぇ"って思ったんだろ？
住所を教えてくれなかったことに。本当は知りたいんだろ」
良いこと教えてあげるぜ、と言うようにリーはフレッドの紙を握った手を叩く。
「なんでサンタクロースが慌てん坊か知ってるか？
___________偽物のサンタクロースに子供達の笑顔を先取られたくないからだ」
アンジェリーナとジョージはその意味をすぐ理解したが、
フレッドが言葉の意味を理解する前に、ホグワーツは冬休みに入ってしまった。
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ちとせ(プロフ) - ちぢぶさん» レスにレス失礼します、ええー！ええー！すごくすごくすごく嬉しいです（ ; ; ）続編もとっても楽しみです☺︎ (2023年3月5日 11時) (
レス) @page50 id: eeb6bd2221 (このIDを非表示/違反報告)
ちぢぶ(プロフ) - ちとせさん» わ〜！ありがとうございます〜！！是非これからも3人の物語を見守っててくださいませ...！私もちとせさんの作品を愛読させて頂いてます...！！大好きです...ﾍﾍ...^^*こちらこそ応援してます！更新頑張ります！ (2023年3月5日 9時) (レス) id: a1d11d1f69 (このIDを非表示/違反報告)
ちとせ(プロフ) - コメント失礼します☺︎女の子とフレッドくんはもちろん、ジョージくんも可愛くてかっこよくて素敵です、みんな幸せになって〜〜の気持ちで読んでます（ ; ; ）これからも応援してます、すきです♡♡ (2023年3月4日 21時) (レス) @page48 id: eeb6bd2221 (このIDを非表示/違反報告)
ちぢぶ(プロフ) - rapierさん» わー！ありがとうございます...！嬉しいです...更新頑張ります！ (2023年2月25日 20時) (レス) id: a1d11d1f69 (このIDを非表示/違反報告)
rapier(プロフ) - めっちゃくちゃ好きです!応援してます‼︎ (2023年2月25日 19時) (レス) @page7 id: bda167fb53 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちぢぶ | 作成日時：2023年2月18日 0時
